【二十一】 勉強してた ページ21
『なんてね、これは私のタオルです』
聞こえない程度に呟く。
照れくさくなってしまい人のだと言ってしまった。
嘘ついたことになってしまったかな。
『でも･･････少しは好感度上がったかもしれませんね』
真顔だった顔から笑みがこぼれる。
三郎さんのお見合い相手として認めてもらえそうです。
立花さん、なんか少し巻き込んですみません。
『竹谷君ごめんなさい、騙しちゃって』
―――――――
辺り一面オレンジ色に染まった忍術学園。
Aはある人をずっと待っていた。
『彗ちゃ――――――ん！』
「Aさん･･････！？」
彗の部屋の前でずっと彗を待っていたAは彗に飛びつく。
暇なうえ、授業だった時間も長かったのでAは帰って来てくれた嬉しさが半端ないらしい。
「ずっと待っててくださってたんですか･･････？」
『YES、さぁさぁ！今日は私と食堂へ行きましょう！』
「いいですけど･･････今日は一体何して過ごしていらしたんですか？」
確かに、することなんて一つもなかった。
寝ることぐらいしかないのかもしれない。
『学園を探索していました』
「あぁ、探索･･････」
『あとは勉強』
「あぁ、勉強･･････勉強っ！？」
彗は目を見開く。
(え、変なこと言った･･････！？)
内心焦りまくりのAは汗が止まらない。
「勉強なさるんですか！？」
『ま、ままままま！まぁ！一応！』
そこに驚かれると逆にショックかもしれない。
勉強してないように見られてるのだろうか。
一応頭の回転だけは速いつもりでいたんだけど。あ、そうかいつもの阿呆な言動が駄目なのかもしれない。
「教えてほしいです！」
『いいんですけど･･････彗ちゃん勉強得意なのでは？』
そんな感じがする。
「学年ビリに近いですよ」
て、手伝いたい･･････！手伝いたいけども･･････！
ここで教えてもいいのか？
一応ライバルだぞ？ライバル兼友達だけども･･････
『ぜっんぜん良いですよ―――！むしろWelcome！』
「うぇ･･････るかむ？」
『な、南蛮語ですよ･･････』
「凄い！」
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ティコ(プロフ) - 天然水豆腐さん» 私も、天然水豆腐さんの作品も、天然水豆腐さんもすごく大好きですよ！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年2月17日 12時) (
レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - ティコさん» 軽くどころかコメント頂くたびにはしゃいでいる人間なのでコメントをくださった方は私にとって神様のような存在です、大好きです！笑ティコさん、こちらこそ嬉しいです！頑張りますね！！ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
ティコ(プロフ) - 天然水豆腐さん» いつもってことは軽く認知されてるのかなってすごく嬉しくなりました！大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年2月12日 0時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - ティコさん» ちょっと新作を書くとしたらどんなのがいいかな、と悩んだものでして(笑)なるほど･･････私も五年生が好きなので五年生中心になっちゃうんですよね･･･！！貴重なご意見ありがとうございました･･･っ(感動)本当にいつもありがとうございます！ (2019年2月11日 21時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
ティコ(プロフ) - 新作...！私的には三郎が一番好きなので5年生が中心とか、三郎落ちとかだと嬉しいんですが...また同じだとちょっとあれですよね、天女系とか、先輩後輩系とかたくさんありますよね...でも、どのお話でも天然水豆腐さんのお話が好きなのでめっちゃ読むと思いますww (2019年2月11日 21時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然水豆腐 | 作成日時：2018年11月26日 20時
