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第百一話 ページ17

いきなりのことでビックリした。頭を下げたまま迅は動かない。私は溜息をつきゆっくり上半身を起き上がらせる。そして、手を伸ばし迅の頭をポンポンと軽く叩く。


「頭上げなよ。年下に頭下げるもんじゃないよ。それに聞こえてるから言わなくてもいいから」

迅「…でも、おれはっ」

「あーもう!わかってるってば!私だってこうなること、何となくわかってたよ。迅の考えてることくらい聞こえるしさ」


頭を上げろって言っても全然上げない迅。両手、握り締めているのがわかる。自分を責めてるんだろうなぁ。


「はぁ…。私が、慰めてあげる」


私のよく分からない言葉に驚いたのか、頭をやっと上げた迅に「ん」と、両手を広げて見せる。迅は照れているのか苦笑い。


「ん」

迅「…えーと、お言葉に甘えて」


恐る恐る私の胸に近づく迅をギュッと抱き締める。側から見たら変な構図なんだろうなぁ。


「…大丈夫、わかってる。お互い辛いよね」


そう言って迅の背中をさすると、すすり泣く声が聞こえてきた。

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三毛猫(プロフ) - 柊那さん» 応援ありがとうございます!これからもっと、もっと更新していきます!!! (2017年11月9日 19時) (レス) id: 6bf8863f3b (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫(プロフ) - ジュリさん» うわああああっ!嬉しいお言葉ありがとうございます!!!お恥ずかしい話、ネタが思いつかなくて悩んでいました。ですが!頑張りたいと思います!!!! (2017年11月9日 19時) (レス) id: 6bf8863f3b (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください(´∀`) (2017年11月8日 12時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 続編も最高です!これからも更新めっっっっっっっっっっっっっちゃ楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三毛猫
作成日時:2017年8月8日 22時

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