もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

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『もっと』





「え？」




『もっとして………………キス』









「は！？」





急いで両手を外す







「何を言っておられるんですか！」








驚きすぎてもう言葉がおかしくなっちゃったよ！！








『稜雅のせいで変な気分になっちゃったんだもん…ほら………早く』









Aは目を閉じ顔を赤くして待っている









「えええっ……」







……おいおいおいなんだこの展開！！







なんか主旨が変わってねぇか！？









どうすればいいんだよ…








これは…したらいいのか？







てか、この待ってる顔めっちゃ可愛い……







じーっと顔を見てたらAはまだかと片目を少し開く






『ちょっと！！！何見てんのよ変態！早くキスしなさいよ！！』






「あぁ、ごめん笑」







変態はどっちだよ






『馬鹿！』







「うおっ！」





胸元を掴み、引っ張られキスをされた









「っっ！」





口の中に舌を入れられ深いキスになる









「ちょっと待って、この態勢キツイ」









Aを寝転がせ上から覆いかぶさるように身体を重ねる








身体と身体が密着し脚が絡まる









ヤバイ………かも









無意識に洋服の中に手を入れ始める









『あ……それは…ダメだよ』









「なんで？誘ってきたのはそっちじゃん」






『だって…バレちゃうよ……』









「声を我慢すればバレないよ」









もうここまできたらやめられない






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