もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

5ｰｰ▽ ページ12

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『でもっ…』









稜雅は無視して再び手を入れ下着をまくり上げようとした









確かに私から誘ったけどまだ心の準備が………









コンコン


ガチャ








「稜雅〜帰るわよ〜？って二人共寝てるの？」









ドスッッ！






「うっっ！」








稜雅！ごめん！！！！









ドアが開いたと同時にAが稜雅のお腹に蹴りを食らわせてベットに落とした









そしてすぐにAは寝たふりをした







稜雅は寝たふりをする余裕はなかったが床にうつ伏せ状態になっていたため母親からは寝てるように見えていた









「…うあ……ね、寝てたわ………」








即興で演技をし腹を抱えながら起きる





顔は見れてないけど声がもう痛そうにしてる








ちょっぴり強く蹴りすぎたかな









「あら、もう帰るから準備してよ〜」









そう言って稜雅母は部屋を出る








「お前少しは手加減しろよな！！」






『ごめんー！！！
でもしょうがないでしょ急に来たんだもんっ！』









「ったく、いつもタイミング悪いんだから…」






『あーもうビックリした…大丈夫…よね…？』








「わかんねぇけどたぶん大丈夫だよ」









「続きは、また今度かな」






『早く帰れ』






「ったくツンデレなんだから」







『うっさい！』







親たちに聞こえないように小声で話して
稜雅達は帰った







少し残念だけど良かったのかな？









こうしてちょっぴり甘くて痛い(？)お盆休みを過ごした




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