誰と恋をしたらいいの…?? 1

40　cocoa ページ40

-- 文弥side --

はぁ…お仕事終わりーっと。



文「今日はモンブランとフルーツタルトにミルクレープ…ﾌﾌｯ……Aちゃんもいればこの可愛いケーキたちももっと美味しくなっただろうになぁ♪」



やっと家に着いた、鍵出さなきゃ………ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ…あれ、開かない？

この鍵で合ってるはずだけ…ん？

この鍵穴新品だねぇ…まさかあの野郎！



貴「私今日は帰りたi((「帰れるなら帰ってもいいけど、オレを置いて行くの？」



うちの家、そんなに壁薄くないはずだけど…こんなにバタバタと物騒な音が外まで聞こえるなんてよっぽど大きい音だね。

それにAちゃんの悲鳴じみた声も聞こえる、杏弥の性格捻くれてるのが本当に面倒だなぁ。



杏「Aはオレを選ぶよね？…ねぇ、答えてよ！そんなに迷うことある？オレを選べば済む話でしょ？」


貴「杏…弥くん……なんで。」



あのバカ弟！



杏「オレを……オレのこと選んでくれないの？オレはAのことこんなにも大好きなのに、愛してるのに！」


貴「………っ。」


杏「そうだ、それなら殺シチャエバ一生オレノモノニナルンダヨネ…ﾌﾊﾊﾊﾊﾊｯ……早くオレのモノに…ｱﾊﾊﾊｯ…永遠にオレの側でおやすm((……うああああっ…誰、よくも鳩尾を……うっ…。」


貴「文弥さん！」


文「はぁ、間に合ってよかったー。」


杏「その声は…文弥ああああ！」


文「黙れよ！」



僕は今まで使わなかった男らしい声で怒鳴り散らした。



杏「！…どうして……なんで邪魔したの？」


文「お前バカなのかよ、そんなことしてAを自分のモノに出来るとでも思ったか？」


貴「文…弥さん？」


杏「だ、だ…だって……アイツらがオレの邪魔するから…オレのAを奪おうとするからいけないんだよ！」


文「好きな子傷つけてどうすんだ、ちょっと頭冷やして来い！」



フラフラと杏弥は洗面所に向かった。

あちゃー…今まで弟の杏弥の前でもあんな風になったこともなかったのにやっちゃったなぁ。



貴「文弥さん、ありがとうございました…その、弟想いな文弥さんカッコよかったです。」

文「！」



てっきり変に思われると思ったのにこの子は…。

全く世話の焼ける弟だねぇ。




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ついに杏弥の暴走モードが沈下しましたw
そして文弥がどうやって家に入れたかは省略致しましt((殴

お次は姫華のターンです！

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