成長 ページ11
『どうしたA！！』
五歳くらいの姿に変わってしまったA。
抱き上げると、俺の顔を不思議そうに見上げて首を傾げた
『落ち着けよ、ヅラ』
そうだぞ、と銀時と共に高杉も言うが、この状況でどう落ち着いていられるというのか。
『だってこれ夢だし』
『夢！？』
なら早く覚めろ、と目を瞑るも、なかなか覚めてはくれない。確かに頬をつねっても痛くなかった。
『夢なんだからもっと堪能しろよ』
『そうだぞ』
「な、A」と銀時はAの頭を撫でる。今よりも大分可愛げのあるAに見つめられ、俺の胸は何かで射抜かれた
恐る恐る彼女に近づき、目線を合わせる。
『お、お菓子食べるか？』
小さく頷いたAに、何故か持っていた某付きキャンディを渡した。
『棒は飲み込んじゃダメだからな』
そう言って、包みを開けてあげる。
小さな手で俺から受け取り、大きく開けた口に咥えた。
『ありがと、づら』
まだ舌っ足らずな彼女の笑顔に絆された俺は思わず抱きしめてしまう。ああ、願わくばこのまま大人になって貰いたかった……
『いいか、A。俺のことは小太郎お兄ちゃんと呼ぶんだ』
『こたろーおにいちゃん』
楽しそうにとはしゃぐA。こうして見ると、アイツも成長したな……
そう、噛み締めた俺は、目覚まし時計の音で目を覚ました。
『A、飴食べるか？』
『A、トイレは平気か？』
『……ねえ、なんかヅラがうざいんだけど』
『知らね』
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ハル(プロフ) - 夏目さん» そうですね、私が非表示にして気にしないことが一番だと思いました。ですが彼女が本当に私の作品を読んでくださった読者かどうかは測りかねます。アドバイスのコメント、どうもありがとうございました。 (2017年8月12日 11時) (
レス) id: 30ed3dcdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - なな天パさん» まず、素敵な作品と言っていただき、本当にありがとうございます。私が単に嫌になってキツイコメントを送ってしまったので、なな天パさんは気にしなくて大丈夫ですよ。閲覧してくださったみたいでとても嬉しいです。ありがとうございます。 (2017年8月12日 11時) (レス) id: 30ed3dcdf9 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 返信ありがとうございます！別のバージョンも楽しみにしているので、頑張ってください！応援してます。 (2017年8月11日 10時) (レス) id: fd0dc99ac9 (このIDを非表示/違反報告)
夏目 - どうしてもしつこいようでしたら非表示にしてみてはどうでしょうか？折角の読者にそういう対処を施すのは少々心が痛むこととは思いますが…。 (2017年8月11日 2時) (レス) id: 9cb724659b (このIDを非表示/違反報告)
なな天パ(プロフ) - ミリアさん» ハルさん､すみません｡嫌だったんです｡貴方の素敵な作品でこんなコメをみるのが｡ミリアさん､部外者の私が言うのはなんですが､あなたのコメをみると本当に不快になります｡あなた､他の作者さんにも同様のコメしてますよね？そのコメ､本当にやめて下さい。 (2017年8月10日 20時) (レス) id: 63c427bf32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時：2017年2月17日 17時
