名探偵との恋は彼女曰く甘くてちょっぴり刺激的らしい

『ねぇ社長、私のケータイ知らない？』「私は見ていないぞ」『おかしいなー』「ところでその手に持っているものはなんだ」 ページ26

『あーやる気がでないー』






「口より手を動かせ」







イヤホンを外せとおこられた








『文書書くのとかマジで嫌い』








てかこの報告書って結局誰にわたるんだっけ
ほおずえをついて風船ガムを膨らませながら
一度ぐるりと思考を巡らせる








『っあ！社長！私今から口で言うから読み取ってください』







「何いってるだ((『まず最初に』








しぶしぶ入力の用意をしてくれた社長
やっぱり優しい
大好きよ








『まず最初に敦君の事
あの白虎は闇市で70億の懸賞金がかけられている』






「そりゃポートマフィアも黙ってないんじゃないの」








『そうでしょうね
その懸賞金をかけた奴らも結構濃くってね』







するとイヤホンから何やら流れて来た

──僕の目的は貴様一人なのだ人虎

いよいよポートマフィアのご参上のようだ
ねえ芥川君、金髪のお嬢さん







『ちょっと飽きてきたから外行ってきます』







「ちょっと待て」








「行ってらっしゃい」








社長の静止の声をさえぎって社長室を後にした
乱歩さんが上手く説明してくれたのであろう
それ以上の声は聞こえてこなかった

『デートいくなら水族館いきたいですねー』「たまには水族館もいいよねー、でもさ」『？』「僕達には駄菓子屋かお祭りが一番あってると思うよ」『確かにあの魚達って食べれないし甘くないですものね』「でしょ」→←『りんご飴』「何だ急に」『りんご飴りんご飴りんご飴りんご飴りんご飴』「...は？」『りんご飴不足で死にそう』「本編関係無さすぎだろう」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す