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オロオロしている入間だったが、ポスターの裏に何か書いてあったのか意を決して読み始めた。



≪あべるはぅけ、たるとぅだり、いるさべべ≫




??何この言葉?なんか周りの雰囲気がピリピリしてきたんだけど…。





≪りすとぅる、あぶるぜ≫




≪すとぅまぬ、あべるげうる≫



≪まほろば、つれざざ≫




入間が読み終えると静まり返る。
なんだ?



そう思った次の瞬間。






ワァッーー!!




割れんばかりの歓声。
何が起こってるのかわかってないのは入間とボクだけ。




そのあと先生達と何か話してたみたいだけど遠くて聞こえなかった。





とりあえず、この場は終わった。






後で聞いたら、あれは【禁忌呪文】らしくて
読み間違えたり噛んだりしたら入間自身が爆発していたらしい。





ちなみに成功したらその日転ばなくなる呪文らしい。




ハイリスク、ノーリターンだな。
死ぬか転ばなくなるかって…。




講堂から出て死にそうな顔をしている入間を慰めながら廊下を歩いていると1人の生徒に呼び止められた。







ーー中庭ーー



ボク達を呼び止めた生徒…首席のアスモデウス君?と対峙していた。




冷や汗だらだらな入間が気になったが、さっきから…いや、入間が登壇したあたりから感じていた殺気。




案の定警戒していれば突然火の玉が襲ってきた。



あっぶね!



アズ「私はアスモデウス・アリス。先の入学式で代表の挨拶をするはずだった者だ。



先の挨拶…君が抜擢されたのは明らかに依怙贔屓だ。」





『…それで?君が僕たちに何の用で?首席様』



アズ「…なんだと…」



入「え!?ちょっとA君!」








彼の言い方にちょっとムカッときたボクはつい相手を挑発するような言葉を投げ掛けた。




『別にこっちはやりたくてやった訳じゃねぇんだよ。それを逆恨みされてこっちもいい迷惑だ。文句があるなら理事長に言えよ』




アズ「貴様…!晴れ舞台を汚された私には君たちが優秀な悪魔か確かめる権利がある!」




なぁ?




彼がそう言うとまた周りから聞こえてくる歓声。




いつの間に…。





アズ「さぁ、この衆人環視の下…私より実力が上だってことを証明してみせろ!」





そう言ってどんどん火の玉を投げてくる彼。





ドォォォォン

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(プロフ) - こんにちは!お話の更新はしてくださらないんでしょうか?とっても面白くてコレからも見たいので更新してくださると嬉しいです。お体にお気をつけて頑張って下さい (2022年11月10日 17時) (レス) @page24 id: 2eae57aa46 (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ2(プロフ) - あづきさん» コメントありがとうございます!やっとです(笑)頑張ります! (2020年2月12日 21時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
あづき(プロフ) - クララまで来た!!続き頑張ってください!! (2020年2月12日 10時) (レス) id: 74d5f53d6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリーナ2 | 作成日時:2020年2月5日 2時

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