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さて、これ座る場所間違えたよね。うん。





周りにいるの獣みたいな悪魔ばっかり。




スンスン 「なんかうまそうな匂いするな」





……マジかよ。ヤバくない?一応人間の匂いが消える薬かけられたのに意味ないの?




入間の顔をチラッと見たが彼も顔面蒼白になっていた。




『おい、大丈夫かよ?』




入「逆になんでそんなに涼しそうな顔してるの?怖くないの?」




いや、普通に怖い。←
ここから逃げたしたいくらいには。





『案外堂々としてる方が気づかれないよ。ボクの経験ではね』




入「うん…そうだよね…。はぁ、ちょっと安心した!ありがとうA君。」




言葉の通りさっきよりは顔色が戻った入間にボクもホッとした。




まぁ、周りも獣系の悪魔だけじゃなくて人型もいるからよかった。




《起立、校歌斉唱》



〜♪〜♪
≪人間丸々我らの食い物。魂・血と肉残さず啜れ≫




………。





『「絶対にバレない(目立たない)ようにしよう」』




ヤバい校歌がようやく終わり次は理事長挨拶。





…って。




サ「入間くーん!Aくーん!おじいちゃんだよ〜!」







お前かよ!!






長々デレデレ続く孫自慢。
恥ずかしいし、心臓がキュッとする。




まあ、顔はバレてないから知らん顔しておけば…




サ「そんな孫達との写真がこれです!」 ドンッ





入「拡大写真(ポスター)ー!!」


『ふざけんなクソじじぃ!!』




サ「後程配布します〜♪」



要らねえよ!
あぁ…オワタ。ボクの人生これまでだ…。




この後すぐに満足したのかじいさんは壇上から降りていった。





《えー、続きまして新入生代表挨拶》




そう言われると立ち上がったピンクの髪のイケメン君。




代表ってことは首席か…。すごいな。





《新入生代表アスモデウス君…に、変わりまして特待生入間君。登壇して下さい》



名前を呼ばれた瞬間固まった入間。
…ドンマイ。ここから応援してるよ。




放送で促されてしぶしぶ登壇する入間。




「おぉ、本物だ」
「ヒョロイな。強いのか?」
「理事長の孫なんだから強いだろう。見ろ、この大衆を前に微動だにしないぜ」




なんて周りは言ってるけど多分あれは…





入「(どうしよう…ノープラン過ぎて一ミリも動けない…!)」






とか思ってるんだろうな。
マジドンマイ入間。

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(プロフ) - こんにちは!お話の更新はしてくださらないんでしょうか?とっても面白くてコレからも見たいので更新してくださると嬉しいです。お体にお気をつけて頑張って下さい (2022年11月10日 17時) (レス) @page24 id: 2eae57aa46 (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ2(プロフ) - あづきさん» コメントありがとうございます!やっとです(笑)頑張ります! (2020年2月12日 21時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
あづき(プロフ) - クララまで来た!!続き頑張ってください!! (2020年2月12日 10時) (レス) id: 74d5f53d6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリーナ2 | 作成日時:2020年2月5日 2時

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