【魔入りました！入間くん】悪魔に売られたもう一人はボクです。

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解決策が見つからないうちに全員がスゴい勢いで飛びたってしまった。




入間とボクは風圧により崖から落ちそうになっていたがなんとかギリギリで耐えた。




ふぅ〜危ない。





カル「早く行け」 ﾄﾞﾝｯ





と、思ったのもつかの間で後ろからカルエゴ先生に押され結局落ちた。





あんの！クソ教師ーーーー！！！




￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣




『おーい！入間〜！…ﾁｯどこに連れて行かれたんだよ…』



現在ボクは入間を捜索中。
え？何があったの？




あの後、入間はどこからか飛んできた怪鳥にキャッチされそのままどこからに輸送されて行った。




俺はこの前の万引き事件の時に召喚シールを買っていたからそのままサンダーバードを召喚してそいつの上に乗って入間を捜索中ってわけ。





意外にサンダーバードの上、気持ちいい。ビリビリするのかと思ったが電気マッサージされてるくらいの心地よさだった。





って、そんなことをしている場合じゃない！
入間〜！どこだ〜！




しばらく探しているとようやく見つけた。
え？なんか襲われそうになってない!？
ヤバい早く！




『入間！大丈夫か!？』



入間「あ！A君！よかった！ちょっと手伝って！」





ボクが近づいた途端威嚇してくるデカイ鳥。
だか、ボクの後ろにいるサンダーバードを見た瞬間大人しくなった。




『……んで？何するの？あと、その手の包帯は何？』



入間「うん。この子足を怪我してて手当てしたくとも警戒されちゃって…敵意が無いことを証明したくて…」




説明するにつれてだんだん小さくなっていく声。



怒られるってわかってるならなんでするんだよ…




『はぁ〜……わかったよ。でも、後で説教だからな！』




入間「ｯ!ありがとう！」




嬉しそうにお礼を言う入間の周りに一瞬お花が飛んでるのが見えた。そんな子犬みたいな顔しないで！かわいい！




入間「ちょっと待っててね！今…」




鳥を見て「今治してあげるからね！」と、言う前に入間の怪我の血が傷口に落ちた。




その瞬間、みるみる傷が治っていく。
入間もボクも鳥もみんな食い入るようにそれを見つめていた。




こっち(魔界)での人間ってこういう能力を持つのか？
あれか？不死鳥の涙みたいな…。




え？何かの映画で言ってなかったけ？
君の涙には傷を癒す能力があるだね的な？
ハリーが言ってた。違った？




まぁ、でも１滴の血で完治するほどなら意外に人間って貴重生物じゃない？

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