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16話 ページ16

「電池のプラスとマイナスを直結すれば....」

「Aちゃん大丈夫?顔真っ青だよ???」

『あ。えぇ、全然大丈夫、続けて』
冷静を保たないと。この戦いに負けてしまう。


クロムの煙幕によってゲンを逃がす隙を作るようだ。

ならば私がやることは.....矢を煙が消えないように、かつ音を散乱させるように飛ばして行くしかない。

残り本数とか考えるな。何でもいい、残った2人を……生かすんだ。






煙も薄くなってきた、

もう残りも少ない矢。


.......けどなんだろう、違和感。

1本も当てないのだ。
当ててもおかしくないでしょ。彼の耳とパッと見の技術なら。
違う。殺せないんだよ。殺さないんだよ。

だったら今やるべき事は....

「『白旗をあげること。』」

煙幕が晴れた頃。
彼に結ばれて連れてかれているクロム。


「あはは、もういいや、縄なんか」

「どういう事だ?」

「だって君、逃げる気ないし
さっき白旗上げたのもわざとでしょ?

脳筋くんともう1人逃げた人、、仲間を助ける為にさ」

「あのまま煙幕晴れたら僕もあのまま脳筋くん撃つしか無かったしね〜



後、何時までついてくる気だい?フードの子」

「…?!なんd『あちゃー、バレちゃってたか。流石に仲間を1人にすることは、出来ないからね』お、おぅ…」

「...そっか。」


そこから会話もなくただただ歩いていく。
あー、気まずい!!話したい、話したいのに.......!

でもフード被ってるせいで相手多分気づいてないしな...()

「さっ、着いたよ」

連れてこられた場所はすごい禍々しい場所
言われなくても分かる。多分真ん中の彼が獅子王司くんだ。圧力が半端ないよ?←


「てめぇがあの……いや、自己紹介は要らねぇ。聞かなくても分かるぜ。オーラが違う…

よぉ、初めましてだな。会いたかったぜ

司!!」

おうおう、よう言いきったなこいつ勇者じゃん


「うん。威勢がいいね
君は、君達は千空君の仲間かい?」



「おうよ!くっそ仲間だ!!俺の名はクロム。



石神村の化学使いだ!!」

『うわぁ...全部言いよったぞこいつ素直じゃん(』

え?普通言う?言わないよ?!

そこから、クロムの言葉をきっかけにクロムはあの槍の人に槍で滝の上に宙ぶらりんにされて、私はぐるぐるに縄で縛られている。
恐らく情報を聞き出すため。より身の危険を感じる状況で。





正確に情報を聞き出せるようにーーーーー

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クロ三 - 面白すぎてどーん(?) (2022年3月23日 23時) (レス) @page19 id: fd34f5ea37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有紀 | 作成日時:2022年2月1日 3時

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