15話 ページ15
千空の墓……が物資の交換所なのね(
『まぁ〜確かにどおりには合ってるよね』
「死人と喋ってても何もおかしくないしね〜」
なんて喋りながら通信機器を慎重に埋めていく
掘り進めると…マグマの元に石が当たった
勿論彼はそれを壊そうとするわけで……
ドカーーン!ッ
すごい轟音だ
『ってか!あんまり大きな音出すと.....?!?!』
何かが動いてる。恐らくすごい速さでこちらに来るはず
『早く隠して隠れる!!』
「なんでそんな焦ってんだ?」
『いいから!!.....』
誰か仕掛けてきてる
取り敢えず3人が隠れた事を確認して場所を移動する
その瞬間ー
飛んできたのは間違いなく 矢だ。
慌てて3人は逃げ出す。
勿論後ろから追っていく
パッと後ろを確認すると....
弓を持った黄色い人影が。
顔までは見えないけれど……
多分あの人は耳がいいのだろう
そうなると…
物音をなるべく立てないように…3人と1度合流だね
携帯は、無事見つかりますように....
そんな願いを込めて弓をしっかり握りしめ、再び走り出した
1度3人の近くまで行って合流を果たす
『大丈夫??』
「大丈夫だったらこんな走ってねえよ!!」
そうですよね〜…w
『まぁ、とりあえずは元気だし何とかなりそうだね…
現状だけ簡潔に話す。よく聞いてね
相手は1人、弓使い。黄色い服装の人間。顔までは理解できなかったけど。こっちを迷わず追ってる所を見ると多分相当五感のどれかが鋭いんだと思うよ』
「ありがと、やっぱしねぇ〜」
"羽京ちゃんはだいぶバイヤーだね"
ゲンの口からそう発せられる。
……羽京?まさか…そんなことある??
もしそれが本当なら、、、
私は矢を放つことができない。
1晩かけておわれ続けた結果。
絶対に追い込まれてるよこんな場所。。
茂みとか絶対アウトじゃん?!
「なんで俺らがこんな茂みにコソコソ隠れてんだよォ!!!」
「だから!!△○□△□〜〜〜!!」
「シーッシーッシーッッ!敵は羽京ちゃんって言ってね
ゴイスーすぎんのよ、耳が」
あぁ、やっぱり聞き間違いじゃなかった。
彼は.......生きてたんだ。取り敢えずそれだけでいい。それだけの事実だけ分かればそれでいいんだ
もう一度フードを深く被りなおし、深呼吸を繰り返した。
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クロ三 - 面白すぎてどーん(?) (2022年3月23日 23時) (レス) @page19 id: fd34f5ea37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有紀 | 作成日時:2022年2月1日 3時