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「！！居たんだゾ！！A〜！！」
『えっ…あれ、グリムくん…？』
いつものようにワンドリンク頼んだ後に写真を撮っていると、突然叫びながらモストロに入ってくるグリムくん。
そしてグリムくんはそのまま、僕の腕の中に飛び込んできた。
グリム「A〜！！！」
『落ち着いてくだされ…どうしたの？』
グリム「子分を見なかったか！？」
…グリムくんの言う子分、と言えば…ユウくんに違いない。
ユウくんに何かあったのだろうか。
『此処に来る前会ったよ』
グリム「ふなっ！？何処に行ったか知ってるか！？」
『あー、僕は知らない…けど、フロイドさんがその後二人になってるはず…何かありました？』
グリム「何処かに行っちまったんだゾ〜！！」
涙目になりながら今にも泣きそうにそう言う。
…何処かに行った、って…何かの間違い、とかではないのかな？
フロイド「うるせーと思ったらアザラシちゃんじゃーん」
グリム「やいそっくり兄弟のやべー方！」
フロイド「それジェイドじゃね」
『あなたで間違いないと思いますよ』
フロイド「はあ？」
いつも通りの会話になりそうになるが、今はそれ所じゃない。
ユウくんに何かあったかもしれないという一大事なのだ。
『フロイドさん、さっきユウくんと二人きりになりましたよね？』
フロイド「なったけどぉ？」
『その後何処に行くって言ってました？』
フロイド「知らね。俺今日仕事あるから〜って先に来たし」
グリム「ふなぁ〜…」
とうとう泣き出してしまうグリムくんを見ていると只事ではないのかもしれないと思い始める。
『ねぇグリムくん、ユウくんと約束とかしてたの？』
グリム「今日の放課後はエースとデュースとオレ様と監督生で、図書館で勉強をする予定だったんだゾ…なのに彼奴来なくて…」
フロイド「小エビちゃんってそう言うのバックれたりするタイプじゃねーよな」
『あなたとは違ってね』
フロイド「さっきから俺への当たり強くね？」
フロイドさんの言葉を放りグリムくんの方を向く。
『それでエースさんとデュースさんは？』
グリム「監督生を探してるんだゾ！」
『…分かりました、僕も一緒に探します』
あの時目を離さないでいたら。
あの時折れたりしなければ。
…そんな後悔をしても変わらない。
ユウくんに何かあってからでは遅いから。
…行かないと。
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絵宙(えそら)(プロフ) - イデア先輩のあだ名はホタルイカ先輩で、オルトくんはクリオネちゃんだったと思います。本当にこの作品大好きです…！ (2021年1月11日 0時) (
レス) id: ede154cf4d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - あの…すみませんが…ぷり小説してますかね…？ぷり小説にこれのパクられた…？感じの小説があるんですよ…私の思い違いであればすみません！（ぷり小説が平仮名ですみません…） (2020年12月30日 23時) (レス) id: dafce79b0b (このIDを非表示/違反報告)
海遊(プロフ) - とてもいいです好きです！！特に48ページ！気持ちが段々と高まっていくそれまでの展開も好き…これから続編進ませていただきます！今後も頑張ってください！！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: ae74ce0628 (このIDを非表示/違反報告)
雲雨(プロフ) - GillEllさん» コメントありがとうございます！本当ですか！？嬉しいです！！フロイドさんもジェイドさんも大好きなのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございます、無理しない程度に頑張ります！！ (2020年7月2日 13時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
GillEll(プロフ) - コメント失礼します！！めちゃくちゃ好きです！フロイドとのこれからも気になるし、ジェイドも大好きなので最高の作品でしかないです！更新楽しみにしてるので、無理しない程度に頑張ってくださいね(*^_^*) (2020年7月2日 12時) (レス) id: 91580e0249 (このIDを非表示/違反報告)
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