▽シロイルカの表裏(4※) ページ5
Aside
体の痛みと、左右から感じる温もりに意識が浮上していく…ゆっくりと目を開けて左右を確認すると…フロイドとジェイドが僕を抱き締めながら眠っていた。
温かくて、心地良い…痛む体を少し動かして2人の額にキスを落とす…すると2人は目を覚まして、その目に僕を映した。
フ｢…A、起きたの…？
体は…？他に痛いとこは…？｣
ジェ｢A…！あぁ良かった…｣
｢…ん、大丈夫…まだあちこち痛いけど…
ジェイド…よしよし…心配要らないよ…また彼でしょ…僕がこうなってるって事は…｣
僕がそう言えば、2人は頷いてまた僕を抱き締めてきた。
ジェ｢もう嫌です…貴方がボロボロに傷付く姿を見るのは…｣
フ｢何で…アイツがこんな事するのか、分かんねぇの…？このままじゃAが…もっとボロボロんなっちゃう…｣
何故彼が暴れるか…生まれた、理由…
｢…愛、して…ほしい……もっ、と……見て…ほしくて…っ……｣
あ…この、感覚は……
｢…余計な事言おうとすんなよ、俺｣
フ｢…見てほしくて、こんな事してたの…？｣
ジェ｢愛して欲しかったから…こんな事を…｣
くそっ、アイツ余計な事を…！！
｢ちげぇよそんなモノ要らない、俺はただっ｣
ジェイドの奴が、俺の唇に齧り付くようにキスをしてきた。
逃げたいのに、コイツらの拘束が解けなくて…
｢んぅ、んっ…んん…ｯ！｣
舌を絡め取られて頭が、ボーッとする…
フ｢良いよ…そのまま、ジェイドに身ぃ委ねて…
…そっか、今分かった…表のAが羨ましくて生まれた人格だったんだねぇ…｣
ジェ｢んっ…だとしたら、やはり…僕達のせいで生まれたのですね…｣
｢ちが、ぁっ…んぅ…ふ…ぁ…！｣
違う、違う、俺は…愛されたかったんじゃない、羨ましかったんじゃないっ…羨ましく、なんてっ…！
するとフロイドが俺の耳元で囁いた。
フ｢言ったじゃん、どんなAだろうと…オレらは愛してるし…離れる気も離す気もねぇよって…｣
だからさ…もう信じて…怖がんないで…嫌われんの、やだよ…
その言葉を聞いた瞬間、俺は抵抗出来なくなった。
後ろから抱き締められ、フロイドに耳を食まれる。
ジェイドはひたすら、俺の唇を貪り続けた。
アズールが来る頃にはグズグズに蕩けさせられてて…表のアイツは、こんなにも…愛されてたんだ…
それを身を持って知れた事が嬉しくて、涙が止まらなくて…アズールを含めて3人に…俺は抱かれた。
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氷砂糖 - 夢主ちゃんが可愛すぎる、、好きです!、、 (2021年2月6日 10時) (
レス) id: 8809c39c86 (このIDを非表示/違反報告)
マグロ．アカミニガテ - 好きです！（短!?） (2020年8月10日 3時) (レス) id: 594d45327e (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - ありがとうございます！裏小説読めました！次の更新楽しみにしてます！ (2020年8月8日 23時) (レス) id: 8fa029817b (このIDを非表示/違反報告)
ムニエル(プロフ) - 水菜さん» 初めまして、コメントありがとうございます。それについては私も調べたので存じておりますが、アプリ版はそうなんですね！情報ありがとうございます、アプリ版の事に関して文章消しておきます。 (2020年8月8日 16時) (レス) id: 5cffc23e06 (このIDを非表示/違反報告)
水菜(プロフ) - 初めまして。少しでも力になればと思いコメントさせていただきます。r18作品はアプリ版では成人済みでも見れません。なので占ツク"サイト"の方で色々設定して検索しないと見れないんです。これは軽く調べた上での自己判断なので間違えていたらすみません。 (2020年8月8日 15時) (レス) id: 3fb52abb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムニエル.オクタは深海 | 作成日時：2020年7月15日 5時
