▽響く歌声(10) ページ16
それを見た男は顔を真っ青にして震え始める。
男｢そ、それは…まさか録音していただと…！？
い、いくら…いくら欲しい？金なら幾らでもくれてやる！だから…｣
ジェ｢僕、お金にはちっとも興味がないんです…それに得たとして、汚い者から汚い物を得てもちっとも嬉しくありません…｣
ア｢そうですね…私達が望むのは…お前が社会的に抹殺され、二度と表舞台に立たないで頂ければ…それが私達の望みです｣
その言葉を聞いた男は悲鳴を上げながら連行されて行った。
それからその後は、事情聴取とか色々済まして学園に戻った。
後日また連絡を…って言ってたけど、がくえんちょーが対処するでしょ。
学園に戻ったら金魚ちゃん達は泣き出すし、ベタちゃん先輩は泣かなかったけど…ずっと謝ってた。
Aは周りの反応に大慌てだったし、ベタちゃん先輩に着飾って貰えるのは嬉しいから、これからも変わらず写真撮ろうねって言ってた…やさしーよね。
でも、オレらは一刻も早くAを休ませたかったし…オレらだけの時間が欲しかったから無理矢理寮まで抱っこして連れてった。
汚い奴に触られた体を洗いたい、オレらの匂いで満たしたい、頭にあるのは…ただそれだけ。
フ｢Aの歌声はオレらだけのもの…オレらだけの大切な宝物…喉から手が出る程欲しがってもお前らにはあげない…｣
学園内の奴にも渡さない。
その一件以来オレらはより一層過保護になった、常に隣に居るようになったからか、Aに笑顔が戻って安心した。
ジェ｢またこの様な事があったら…今度こそ閉じ込めてしまいましょうか…ね？フロイド…アズール｣
フ｢あは♡さんせー…そしたらオレらだけしか見れなくなるし、良いかもねぇ…？｣
ア｢そうですね…大切な宝物は…奥深くに仕舞っておかないと…｣
｢ある程度の自由は…僕的には欲しいなぁ…｣
Aはそう言ってたけど。
その顔は言葉とは裏腹に、それも良いねって笑ってた。
その顔を見て、オレらも顔を見合わせて笑った。
END
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氷砂糖 - 夢主ちゃんが可愛すぎる、、好きです!、、 (2021年2月6日 10時) (
レス) id: 8809c39c86 (このIDを非表示/違反報告)
マグロ．アカミニガテ - 好きです！（短!?） (2020年8月10日 3時) (レス) id: 594d45327e (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - ありがとうございます！裏小説読めました！次の更新楽しみにしてます！ (2020年8月8日 23時) (レス) id: 8fa029817b (このIDを非表示/違反報告)
ムニエル(プロフ) - 水菜さん» 初めまして、コメントありがとうございます。それについては私も調べたので存じておりますが、アプリ版はそうなんですね！情報ありがとうございます、アプリ版の事に関して文章消しておきます。 (2020年8月8日 16時) (レス) id: 5cffc23e06 (このIDを非表示/違反報告)
水菜(プロフ) - 初めまして。少しでも力になればと思いコメントさせていただきます。r18作品はアプリ版では成人済みでも見れません。なので占ツク"サイト"の方で色々設定して検索しないと見れないんです。これは軽く調べた上での自己判断なので間違えていたらすみません。 (2020年8月8日 15時) (レス) id: 3fb52abb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムニエル.オクタは深海 | 作成日時：2020年7月15日 5時
