愛玩動物 Ⅱ【wrwrd】 (ページ16)

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三十三話ページ16

os「よーし、これで良いめう～」

gr「♪」

グルッペンは待ちきれないというような様子で犬の獣人はお菓子を食べようと手を伸ばしたところを糸目の人に手を叩かれたりしていた。

sha「え～！良いやんちょっとぐらいー！」

os「だめめう～まだ紅茶入ってないやん！」

そう言い合っている間にグルッぺンはお菓子を手に取って口に入れていた。

糸目の人達は気付いてないみたい。

俺が見ているのに気が付くと口に人差し指を近ずけてしーっとやった。

それに頷くとすごくキラキラした顔で笑ってきた。

os「そろそろ良いめう…クッキーひとつ無くなってない？A？Aが食べたん？」

そう言われて一瞬グルッぺンを見るが何となく自分が食べたと言ってしまった。

多分目は泳いでたと思う。

os「…そか！グルッぺンかぁ～！！」

gr「ち、違うんだゾ！！」

os「何が違うんやぁ？…まぁAがおるし勘弁しといたるわ、紅茶は自分で入れるめう」

糸目の人はそう言うと俺の前と犬の獣人の前、それと自分の前の机にてぃーかっぷを置いてそこの中に黄色っぽい水を注いでくれる。

やっぱりあの葉っぱの匂いがする。

os「～♪あ、飲んでみるめぅ！毒はないで？熱いかもしれんけど…」

そう言って銀色に光るスプーンで
黄色っぽい水を掻き混ぜる。

まぁ一応飲んでみる。

1口だけ口に入れて飲み込む。
…何とも言えないけど美味しい

毒は入ってないらしい。

『美味しい…』

sha「ち、ちょっと待って？尻尾大丈夫なん！？バグっとらんw！？」

そう言われて背中の方を向くとソファを擦るみたいに凄い速さで揺れる尻尾があった。

なんでこんなに揺れるんだ…？

止めるために尻尾にぎゅーする
顔に当たって邪魔だ。

これちぎっていいかな。

os「ダメやで！？！？」

声に出てたみたい。