愛玩動物 Ⅱ【wrwrd】 (ページ11)

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二十八話ページ11

Aside

なんとか我々国まで来れた。

辛い練習は耐えたが体まで来ると流石にキツい。
そう思い荷物と遺品を持ってここまで来たのだ

なのに何故俺はここ(我々軍)に居るのだろうか…

"ただ街を平和に歩いていただけ"なのに。

そして何故か幹部の会議に掛けられ？幹部と戦いいつの間にか幹部を押し倒して刃を向けていた。

理不尽で首飛ばされないかな。

そう考えていると誰かに腕を叩かれて意識を戻すと俺が押し倒している奴が困った顔をしてどいてくれと言っていた

急いで退くと何処からか拍手が聞こえた。
＿＿＿
機械越し→＜「」＞
＿＿＿

＜gr「見させてもらったゾ！コネシマ達よ今すぐAを連れて会議室へ戻ってきてくれ！」＞ﾌﾟﾂｯ

そんな声が聞こえたあと幹部二人は俺の両隣に並ぶと腕をがっと掴んできて元きた部屋の方向に歩き出した。

腕を掴まれているため歩かなければならない。

身長の差があって歩く速度も向こうの方が早いから地味に疲れる

もう少しゆっくり行かない？
そんなに急がなくて良いじゃん…

そう難癖をつけつつ頑張ってついて行く。

確かすぐだよな。

～会議室～

元の部屋に来ると俺は幹部の座る席に囲まれるように置かれた椅子に座らされた。この椅子硬くて尻が痛いんだが、

まぁ贅沢は言ってられないな、と思って黙る。

すると金髪の総統らしき人が眼鏡の豚の獣人に護衛されるような感じで部屋に入ってきた。

ん？こいつら、ウツを買ってった奴じゃないか…？
じゃあウツも居るのかと思い見回すがうさぎの獣人はいるもウツなのか…？

まぁ後で分かるだろうと思考にブレーキをかける。

gr「お前の実力はしかと見させてもらった。素晴らしい体術、武器捌き。逃すには惜しいと判断したからこの軍に入れ！衣食住保証するんだゾ！！他の軍に所属しているのなら引き抜いてやる！」

tn「えーっと？そういう問題ちゃうで？グルさんしっかりせぇよ？」

gr「しっかりしてるゾ！！してない時はあったか？！」

tn「たった今ですねぇ」

わぁすごい好条件だ。
前のところより楽そうだし是非匿って…入らせてもらいたい。

仲も良いようだし見ていて面白い。

zm「はいはいはい！！」

gr「はいゾム！」

zm「Aは俺の部屋で一緒でええよな！」

そうガッと立ち上がって俺を見ながらキラキラと目を輝かせながら言うゾムと言う獣人

『まぁ良いけど…部屋なんてもらえるのか…？』

俺は思ったことをはっきりそのまま言った。