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kn「？A？」
『え？あ、あー、グルさんに飼われたとこに居た友達…？』
kn「はえー、大先生友達おったんやな！」
『どうことじゃあ"ぁ"ん！？』
声が漏れていた様でシッマにも聞かれていたようだ。
友達と説明すると居たんやな、と言われてちょっとキレる。
俺にも友達くらいは…Aだけな気がする。
悲しいなぁ
？「ん？あ、お二人さんやん〜トントンが顔真っ赤にして怒っとったで」
白目してらっしゃる…？
てか誰？
kn「おーエミさん！あ、大先生に自己紹介したったら？
挨拶しとらんやろ」
em「あ、そうやったな。エーミールと申します。エミさんとか呼ばれとるで」
シッマにそう言われて紳士みたいなポーズをして
挨拶するエーミールさん？
長いなエミさんって呼ぼ
ていうかこの人さん付けたら殺すとか言ってこんかったな
殺伐としとらんし安心安全やん
『あ、僕です〜』
kn「wwww」
em「えぇっ！？？まぁ、知っとるからええんやけど…」
何で知っとるん！？
え、怖。ストーカーですか？
と、思ったが幹部と総統と絡んでる時点で名前は広められてるかと納得する。
kn「はっ！エミさん！！トントンに外出許可取ってきてくれん？」
em「え、なんで？どっか行くん？」
kn「大先生の服とベット買い行こうかなって！」
em「あぁ、ええよ。取ってくるわ」
kn「ありがと！」
エミさんぱしりにされとらん？
去り際にちょっとため息吐いとったの聞こえたで？？
まぁ、話してる時結構仲よさげだったし良いのかと思い
気にしないことにする。
kn「よし行こか！！！」
『おう…』
_____
〜城下町〜
人が多い…
俺らがいた建物の外に出るとクッソ長い階段があって下るのに三分はかかるものだ。足がもう痛い。
そしてやっとの思いで下りるとめちゃくちゃ人と獣人で賑わっていた。
kn「服屋…服屋ほぼ行かんしどこか分からんな…あ、そこのやつ！ちょっとええか？」
服屋分かんないのに来たのか…そう呆れつつシッマが話しかけた人に少し驚く。
頭に少し小さい耳、重力に逆らうことなく垂れている尻尾。
馬の獣人「あ、はい？あ、幹部さんじゃないですか！どうしたんですか？」
kn「あ、馬の人やん！すまんな服屋ってどこにあるか分かる…？」
馬の獣人「あー、女性ものならあっちで男性ものならあそこ…獣人専用ならあの店にあったと思いますよ」
kn「おぉ！ありがとな！！」
手を振って別れるシッマと獣人。
めちゃくちゃ仲良いやん…
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