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3話 ページ5

「…すみませんでした!」



「いえいえ、いいんですよ」と手を左右に振る男性はさっき私に声をかけて来た人だ。




お化けなんてとっても失礼だよね。







それになんか大量のお菓子が入ったビニール袋を持って大変そうなところわざわざ心配かけて申し訳ない。









それにしても、
電灯に照らされてかすかに見える髪は金髪なのかキラキラと輝いてとてもきれいだ。






それに、なんとなく感じるイケメンオーラ。









うん、目の保養。









ま「あの…」




突然男性が音を発した。



「ひゃい!?」







あ、なんか変な声でた。



恥ずかしい…。





「…何ですか?」



私はさっきのことはなかったかのように返事を返す。




ま「歌、上手ですね」






ん?今なんて?





私音痴なんだけど?



聞き間違えたかな?






「今上手って聞こえた気がするんですけど、下手の間違いですよね?」






ま「え?上手だと思いますよ!」









う、嘘でしょ…?






私の音痴スキルどこいった!?





突然誉められてあたふたする私。





だけど、







ま「あの、もし良ければなんですけど…」







「はい」









ま「歌い手になりませんか?」









もっと驚くことになった。

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作者名:空白 | 作成日時:2019年11月12日 18時

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