卅 「答え合わせ」 ページ30
炭治郎、遅くない...？
いや鬼を斬ってる以上遅いのは当たり前だ。
自分にそう言い聞かせていると清くんがジッと見つめて来た。
『どうかした？』と聞くと清くんは首を傾げながら答える。
「お兄さんの髪色と目をどこかで見た気がして....」
心臓が大きく跳ねた。息が一瞬詰まる。
乾いた笑いで『そっか。僕と清くんは前会ってたかもしれないね』と言った。
震える右手を抑えながら私は産屋敷Aだと心の中で言い続ける。
しかし冷や汗が止まらない。息がしずらい。
手を畳に着いて肩で息をする。
心配した二人が除き混んだ瞬間、襖が開いた。
「うわぁああああ！！！」
「きゃあ！」
『ッ_______た、んじろ...』
「A！？大丈夫か！？」
炭治郎は投げられた物を避けながら駆け寄る。
背中を擦って貰いながら大きく深呼吸を繰り返した。
そのおかげか落ち着いた。
「何があった。鬼にやられたのか？」
『...違うよ。ただの過呼吸だ。それより炭治郎の方が重傷だろ』
骨が折れているのに鬼を斬った。
炭治郎は本当にスゴい。
炭治郎は清くんを、私はてる子ちゃんを背負って外まで歩く。
叫び声が聞こえて先に行くと箱を抱えた善逸と善逸を蹴る猪頭が居た。
状況を理解するのと同時にてる子ちゃんを下ろして猪頭と善逸の間に入って攻撃を流した。
「うおっ！何すんだお前！！！鬼が居んのに邪魔すんじゃねえ！！！」
『...まさか鬼だとは思ってなかった』
遅れて外へ出て来た炭治郎を見ると悲しそうな顔をしていた。
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夜狐灯 - 空嘘@眠い。さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ頑張ります！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 4e4250c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空嘘@眠い。(プロフ) - 面白い！これからも頑張ってください！ (2020年2月28日 19時) (レス) id: 973ad159ae (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - るるさん» ありがとうございます！頑張ります。 (2019年12月7日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます！頑張ります！ (2019年11月3日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜狐灯 | 作成日時：2019年8月26日 2時
