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廿漆 「まるで手品の様」 ページ27

『............ごめん』





手袋越しでも分かる。
体温が徐々に冷たくなる感覚。

私はこの感覚がこの世で一番嫌いだ。
命の炎が消えたことを嫌でも理解してしまう。

後で埋葬するから、少しだけ待っていて。
地面にゆっくり下ろし、羽織を掛けた。





『...よしっ。行こうか......?どうした善逸』


「俺、弱いけどAちゃ...Aは守るから」





あ。合わせてくれた。
私の手を握りながら言う彼に笑いながら『あまり怪我しない程度によろしく。ありがと』と言った。

炭治郎が箱を正一くんとてる子ちゃんに預けて、三人で屋敷の中へ入った。





「お、おおおおお音が大きく聞こえるよぉおおおおお!!!」


『それぐらいで泣くな〜...』


「来ちゃ駄目だ!!」





入り口の方を見ると正一くんとてる子ちゃんが。
箱から音がすると呼びに来たらしい。

「俺の命より大切なのに....」炭治郎が慌てると善逸がまた音が聞こえると言った。
どっちに相槌を打てば良いの(どっちも)

善逸が驚いた拍子に炭治郎とてる子ちゃんが移動した。
それを見計らったかの様に私でも聞こえたポンッと音で二人が消えた。





『炭治郎!!!てる子ちゃん!!!』


「嘘でしょおおおおおおおおお!!!」





すぐに襖を開けるも二人は居なかった。

廿捌 「信頼してるからこそのお話」→←廿陸 「驚きは時に喜怒哀楽を操作するもの」



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作品ジャンル:アニメ
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夜狐灯 - 空嘘@眠い。さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ頑張ります! (2020年3月4日 23時) (レス) id: 4e4250c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空嘘@眠い。(プロフ) - 面白い!これからも頑張ってください! (2020年2月28日 19時) (レス) id: 973ad159ae (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - るるさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2019年12月7日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月3日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜狐灯 | 作成日時:2019年8月26日 2時

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