【銀魂】意 地 っ 張 り【沖田総悟】

28.一丁前 ページ35

・


会計を済ませ、スーパーの自動ドアが開くと共に外のモワッとした暑い空気が私を包む。ちなみに、神威のガリガリくんを奢る羽目になった。覚えてろよこのロン毛。


『あーあっちー』


手のひらでパタパタと顔を煽る。まぁ、はっきり言って効果は無いに等しい。


神威「暑いって言うともっと暑くなるヨ」


『わかってますぅー』


こんなに暑いとイライラしてくる。
神威がいる時点で私は既に不機嫌だと言うのに。眉間にシワを寄せながら早く家に帰りたい一心ではや歩きをする。

が、


通り過ぎようとした総合病院の入り口には見知った姿があった。


『総悟？』


神威「なに？彼氏？」


『違う。』


即座に否定した私の何が可笑しかったのか、神威は隣でケラケラと笑っている。


そして総悟も私達の存在に気づいた様子。


沖田「根暗じゃねぇか…何一丁前に男連れて歩いてるんでさァ」


『別に連れて無いんですけど、着いてこられてるだけなんですけど。』


沖田「にしてもテメェが、不良と歩いてるなんて目玉飛び出るレベルの驚きでィ」


『あっそーですか』


・

29.まいほーむ→←作者の雑談(とばしてもOK)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す