【銀魂】夜 王 の 娘

6.有力な情報 ページ7

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神楽「あと此処の団子屋はあまり来ない方がいいアル」


神楽ちゃんは小さな団子屋の前で足を止める。


『どうして？？』


神楽「此処はアイツが……」


神楽ちゃんが何か言い欠けた瞬間、後ろから男の人の声がした。


沖田「んでお前が居るんでィ、チャイナ」


声のする方へ振り返ると、茶髪で童顔な黒い服を身に纏った人が居た。これまた随分の美形だ。


神楽「新しく万事屋に住むAに歌舞伎町を案内してただけネ、お前こそ何しに来たアル」


神楽ちゃんの口調は先程より少しキツめになり、苦虫を噛んだ様な顔をしている。茶髪の人は変わらず、涼しげな顔をしているが…


沖田「ほー…新しい居候ってか…気の強そうな面してやがる」


神楽ちゃんの問いになど答えず、私の顔を見て薄く笑みを浮かべている。


神楽「A…コイツはとんでもないサディストネ…関わらないのが身のためアル」


沖田「何しょうもねぇこと教えてるんでィ」


神楽「此処に住むからには知っておいて損のない有力な情報アル……行くアルヨA」


『うん。』


再び歩いてく神楽ちゃんの隣へ小走りをして追い付く。後ろを見るとさっきの人がお団子を注文していた。


『(名前、何だろ…)』



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