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＜二ヶ月後＞
キルアと私は何だかんだ話をする仲となった。
見つけたら挨拶はするし、世間話まあまあ弾む。
時々だが、一緒に買い物にも行ったりもする。
一緒に買い物をすると、キルアはお金持ちだと実感させられる、使い方が豪快すぎるのだ。
最近では本屋でバイトを始めて財布は潤ってる筈なのに彼との使い方の差が歴然である。
ちょっと前には、
「俺が奢ってやるよ。」
などという小生意気な事を言われた。
だが彼は確実に私よりお金持ちなのでありがたーく、恥を忍んで彼にご馳走になった。
奢って貰うには飽きたらず、今はキルアに戦い方を教えてもらっている。
本当に年上としての立つ瀬が無い。
キルアもといゾルディックがすごいだけと己に暗示をかけて精神を安定させている、……情けねぇな。
「キルア、どう、良くなってきてる?」
「俺から見たら、全然。」
彼は鼻で笑う。
小憎たらしいが様になっているし、一応体術の師匠だから文句は黙っておこう。
「どーしたらいいかな?」
「センスねーからな、まあ前よりはいいんじゃね。」
そう、前は散々だった、何度も何度も地に伏せさせられて、攻撃も見えない、本当に痛かった。
彼はスパルタできつかったが、こんなのに根気よく教えてくれた。
厳しいが良い師匠である。
…一回り以上も歳が違う点を除けば。
「でも、力はすげーよ。最近は体力も伸びてきた、まあ加減が解らずぶっ倒れることもあるけどな。お前可笑しいだろ、なんで加減わかんねーんだよ。」
「あはは………。」
そうなのだなぜか馬鹿力になっているのだ、念も使ってないのに。
それに体力の加減など普通分かるはずだ。
実は、彼には言ってないがそれ以外にも変化がある。
少しだけ眠りにくく、睡眠時間が減った、起きすぎるとぶっ倒れるのだが。
私は、これを不死により自己のたががはずれたのではと予想してる。
人は脳を元々数パーセントしか使ってないが、この不死によりそのたがを外しても生きてられると脳が認識し始めたためこのような変化が出てきたのではと思っている。
脳も不死に慣れていないためキャパオーバーになり倒れたりすることもあるのではと、予測の域をでない推察をしている。
あってるかはさておきこの状態はとても便利だ。
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†NANA†(プロフ) - ページ2で、「HUNTER×HUNTER」が「HHUNTER×HUNTER」になっています。 (2021年3月15日 11時) (
レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ゆーめーさん» 有難う御座います! まあまあ長めの小説なので、先を読もうと思いますと言われると、とても嬉しいです!! 楽しんで読んでください!!! (2020年11月29日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーめー(プロフ) - とても面白かったです！続編も今から読ませていただきます！ (2020年11月28日 10時) (レス) id: dfce067a28 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ヘマトフィリィアさん» コメント有り難う御座います。個人的にも、能面黒髪キューティクルは語感が良くて気に入ってます。今後も、彼はちょくちょく出てくるので、楽しみにしていてください!! (2020年11月14日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ヘマトフィリィア - 【速報 能面黒髪キューティクルがイケメン】 (2020年9月20日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネルバ | 作成日時：2019年7月30日 23時
