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「...オッパ？」
看護師のパクさんと別れたあとからずっと、
無言で私の手を引いて歩くテヒョンオッパ。
呼んでみても、まるで聞こえていないみたい。
「ねえオッパ...っ」
TH「...」
歩くのはやいよ...っ
「っ、ぁ、」
正面玄関の自動ドアを抜けた時だった
テヒョンオッパは脚が長いから。
歩幅が合わず、スピードについていけず
小さな段差につまづいてしまった。
TH「A...っ」
オッパの腕は後ろに引かれ
動きが止まった。
TH「ご、ごめん、俺のせいで...」
「大丈夫ですよ」
外に出たけれど、バンはまだ回ってきてないみたい。
「お腹空きません？」
TH「ん...俺は大丈夫だよ」
私がつまづいてしまったせいで、罰が悪そうに下を向いている彼。
気にすることないのに。
すると、テヒョンオッパは私の手にあるその花をじっと見つめた
TH「...良かったね、綺麗な花貰えて」
「綺麗で可愛いですよね。私がピンク色のチューリップが好きだって前に話したの覚えてくれてたみたいです」
そう言って笑えば
オッパは少し、眉を下げた
TH「...知らなかった
Aがピンク色のチューリップ好きなんて知らなかった」
「テヒョンオッパ__？」
小さく呟くオッパの声と反対に
私の手を握る力は強くなった
プッ！と短く控えめなクラクション。
目の前に黒くて大きいバン。
そして 1週間ぶりのソンさん
mg「A...おかえり」
「ソンさん、ただいま」
ニッコリ笑う顔も久しぶりな感じ。
ソンさんには多分、一番迷惑かけた
mg「元気そうで良かったよ。ほら、早く乗って」
運転席から降りてわざわざ後部座席のドアを開けてくれるソンさん。
私から乗り込んで、テヒョンオッパが乗り込んだ。
TH「俺がドア閉めるよ」
mg「おお、ありがとな」
少し強くドアを閉めたオッパ。
mg「？、なんだテヒョン、機嫌悪いのか？」
TH「...べつに」
オッパ、機嫌悪いの？
どうしてだろう
...私、何かしちゃったかな？
手元にあるチューリップ
顔の近くに寄せると、フワッと香る花の香り。
�爛船紂璽螢奪弭イ�なんて知らなかった__��
悲しそうな声だった
隣に座るテヒョンオッパにちらりと目を向けると
彼もこっちを見てたようで、慌てたように窓の外へ視線を向けるオッパ
...オッパ、どうしちゃったの？
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すずな - 更新早くしてください。。。オネガシマス・・・ (2019年3月16日 11時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 書き始めからの読者の親戚その1です(笑)当初から夜な夜な涙流しながら読んでゆーさんにコメして。就職したのも承知しております。長く続いたっていーじゃない。最高のお話だもの！ (2018年11月13日 22時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
19881991koreach(プロフ) - 息子を妊娠する前は私もバリバリ働いてましたので。仕事と物語の更新と両立は難しいかもしれませんが頑張って下さいね。人間マイペースが一番ですよ。焦りは禁物です (2018年11月12日 22時) (レス) id: 0ec91b2d96 (このIDを非表示/違反報告)
19881991koreach(プロフ) - 仕事の忙しさは私も理解できます。私も今月の14日から職場復帰するので。息子が小学3年生になり、3年末になった今になってようやく落ちついてくれるようになったので (2018年11月12日 22時) (レス) id: 0ec91b2d96 (このIDを非表示/違反報告)
さとはる(プロフ) - 前もコメントさせていただいたのですがほんとにほんとに尊敬してますし、同い年と考えるといつもすごいなと思っておりますこの作品に出会えて私の時間の中に楽しみができたんです。ありがとうございます。無理せず更新を待っております (2018年11月12日 2時) (レス) id: 33be35404c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年12月2日 23時
