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薄暗い非常階段で泣いた
沢山泣いた
全て吐き出したことば、
ダメなのに。
ほんのり心は軽くなった気がする
けれど少しだけ残った罪悪感。
久しぶりの日本語は面白いほどスラスラ出て来て。
皆さんに伝わってなくたっていい、
むしろそっちの方がいい。
私は意気地なしだ
二週間でアンタを潰す。
ユソンさんにそう告げられた戦いに自ら白旗を上げた
もう、耐えられなかった
今まで我慢していた本音や涙は止めどなく溢れて。
大嫌いなんて嘘だ
大嘘だ
本当に皆さんが嫌いなら
ここまで耐えられなかったもの。
とっくに投げ出してた。
皆さんの事が嫌いじゃないからこそ
物凄く辛かった
苦しかった
皆さんが与えてくれた暖かい居場所は
日に日に無くなっていって
少しずつ築いてきた関係は
いとも簡単に崩れ去って
今まで当たり前のように感じていた皆さんの笑顔は
もう私に向けられる事は無くなっていて
�爐�前の居場所はもうここじゃないだよ��
シュガさんに言われて気がついた
.
あたりまえなんて
はじめから存在しないんだ
.
私はかなり平和ボケしていたらしい。
皆さんの温もりを
あたりまえだと思い込んでしまっていた
どこまで自惚れた馬鹿野郎なんだろう。
それでも
�牴兇呂�前の味方だから��
信じたかった
「...ひっく、....はあ」
どうやら私は泣き出すとしゃくりが止まらないようだ
落ち着こうと何度も深呼吸をしてみたり。
脚を抱えてスニーカーのつま先を見つめた
日本から持ってきた真っ白なスニーカーは
慌ただしい韓国での生活で少しつま先が黒く汚れてて。
くたびれた靴紐は今の自分自身を見ているようだった
また一つ、重い溜息をついたとき
ゆっくりと開いたドア
ドアを開けた人物も
私も驚きを隠せなかった
JK「っ、A...」
どうしてそんなに優しい顔するの
私はひどい事言ったのに。
ここで怒鳴ってくれたら
お前なんか出て行けって言ってくれたらいいのに。
そんな顔を向けられると
ますます嫌いになんかなれないじゃないか
私にはもう、
帰ることなんか許されないのに。
.
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すずな - めっちゃよかった！泣 (2019年3月15日 18時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、（泣） もう1回読み返してきます（泣） (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです！！ (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです！！！いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました！続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす！ (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年2月27日 2時
