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197 JK ページ48

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レッスンを始めようと

シューズの紐を結んでいると


視界の端のほうに、

ナムジュンヒョンとテヒョニヒョンがうつりこんだ




テヒョニヒョンの手には、Aからの手紙。




Aの手紙には

どこへ行ってしまったのか、何も手がかりは残っていなかった




だけど Aの優しさが伝わった


ホビヒョンの言う通り、頑張ってAの期待に応えなきゃ...




顔を上げてナムジュンヒョンとテヒョニヒョンを見た瞬間、俺はヒュッと息を呑んだ





JK「っ、」





手紙を胸に抱きしめて



静かに涙を流すテヒョニヒョンの姿





NJ「テヒョン...」




優しく背中をさするナムジュンヒョンは

困ったように眉を下げている





TH「Aっ、会いたいよぉ...っ


どこに行ったの、俺の事 嫌いになっちゃったの、」





子供のように泣きじゃくるヒョンを


見ているのが辛くなって、おもわず目を背けた




テヒョニヒョンとAはきっと、俺が入る隙間なんて無いほど


愛し合っているに違いないと、


強く思い知らされた瞬間だった




だって


あんなに誰かを想って泣きじゃくるテヒョニヒョン、初めて見たんだもん





Aが居なくなって出来た心の穴と


ヒョン達の暗い表情。





テヒョニヒョンの泣き声



ユンギヒョンの俯いて見えない表情



ナムジュンヒョンの困った顔



ジニヒョンの握り締めた拳



少し目の赤いジミニヒョン



背中が小さく見えるホビヒョン






いろんな事が俺の頭をぐちゃぐちゃにしていく







頭が痛い






JK「っ、はぁ、」






息が、うまくできない






JK「う...っぁ、」






俺だってAに会いたい。



謝りたい事が多すぎるよ






JH「ジョングク!どうした!!」


JM「グギ?!しっかりしろ!」






せめて言わせて欲しかった




ずっとずっと好きだったんだよ?







JK「Aっ...」







荒くなっていく自分の呼吸と


叫ぶヒョン達の声が遠くに聞こえていって






TH「ジョン、グギ、?」






掠れたテヒョニヒョンの声を最後に



俺の意識は途切れた






.

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すずな - めっちゃよかった!泣 (2019年3月15日 18時) (レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、(泣) もう1回読み返してきます(泣) (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです!! (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです!!!いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました!続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす! (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2017年2月27日 2時

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