防弾のMGイルボンサラム 4

195 YG ページ46

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JI「で、きたぁ...っ」


JH「やっと全文繋がりましたね」




Aの置き手紙を

翻訳する作業が終わった




JK「...誰が読み上げますか」


JM「やっぱモニヒョンだよ」




手元に回ってきた手紙をじっと見つめるナムジュン


手紙から視線を上げ、メンバーの顔を見渡しながら




NJ「...読むぞ」




小さく呟いた後、また手紙に視線を戻した




俺は日本語がホント難しくて苦手だから

ほんの一部しか訳せなかった。



全文訳す事ができたのはメンバーのおかげだ



だから全然内容がわからなかったけれど


それが今から明かされるのだと思うと緊張して心拍数が上がっていく気がした




NJ「__拝啓、防弾少年団様




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拝啓、防弾少年団様



こんにちは。

あまり文章を書くのは得意じゃないのですが、大目にみてください。



あと、日本語で書いてしまってごめんなさい

すごく読みづらいでしょう？

捨ててもらってもかまいません



私は今、普段みなさんが練習で使っているこのレッスン室でこの手紙を書いています



私が今回みなさんに宛てて手紙を書いた理由は、防弾少年団の担当を降りることになったという報告です


もうみなさんに迷惑をかけないためにも、自力で頑張ろうと考えた上での決断です




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JK「...迷惑なんかじゃないのに...」


JM「...俺らのせいだ」




膝を抱えて体育座りをするジョングクとジミンは

今にも泣きそうな顔をしている




NJ「まだ続きはあるから...」




慰めるように隣に座るジョングクの肩をぽんと優しく叩くナムジュン




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あまりにも急な話ですし、挨拶もなく居なくなってしまってすみません。


たぶん、みなさんは私の顔もみたくないと思ったのでこのような形を取らせて頂きました。




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YG「っ、」


JH「顔も...見たくないだなんて...」




ショックだった


俺らの事、そんな奴らに見えるのか




けれどこれが彼女なりの気遣いだったと思うと


何も言えなくなる




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言いたい事、謝りたい事は沢山ありますが一番みなさんに知っていて欲しいことがあります



私は皆さんの信頼を裏切るような事は一切していません


これだけはどうしても信じて欲しいです




本当ならみなさん一人一人に伝えたい事がいーっぱいあるんですよ？

だけど時間がなくて...




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Aの手紙はまるで彼女がその場で話しかけているような気がした

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