防弾のMGイルボンサラム 4

190 JK ページ41

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あー！言っちゃった！！


テヒョニヒョンは俺の憧れだなんて！！


うわあ 恥ずかしい...




慌てて個室に駆け込んだ







「どういう事なんだよ！！」







え...




顔を真っ赤にして怒鳴り散らしていたのは




JM「ジニヒョン、？」


NJ「ヒョン、落ち着いて！」




紛れもなくジニヒョン。



こんなに怒りを露わにしたヒョン、初めてで。


俺も動揺が隠せない




TH「なに、どうしたの...？」




後から個室に入ってきたテヒョニヒョンも驚いてる




YN「ソクジン、どうして怒るの？」




どうやらヒョンの怒りは

ユソンヌナに向けられたものらしい。





JI「っ、マネージャーに戻るってどういう意味？

Aちゃんはどうなるの？


ここが彼女の居場所なんだよ！！」





ジニヒョンの言葉に脳が思考停止した。




いきなりの展開についていけない




ヌナは今日で終わりなんでしょ？


明日にはAに会えるでしょ？





今、なにがどうなっているの？？





YN「...彼女が言ったのよ」





ヌナはゆっくりと

落ち着いた声で喋り出した





YN「彼女が言ったの。自分で。



私、防弾少年団のマネージャー降ります、って」





JK「っ、！」


YG「っ...」







みんなの息を呑む音が聞こえた







TH「そんな、嘘だ、そんなの嘘だよ...っ」


JM「テヒョナ！どうした？！」







何かの糸が切れたかのように


ポロポロと涙を落とすテヒョニヒョン





ヒョンの心はこれでもかという程 不安定になっていた








俺たちは本当にAに捨てられた








ううん、違う、





俺たちがAの居場所を取り上げてしまったんだ








JI「...帰る」


NJ「っ、ジニヒョンっ、」


JH「待ってよヒョン！」


JM「...俺もテヒョン連れて帰ります」







ねえ A、どこにいるの？



今、なにしてる？






みんな不安だよ







ズボンのポケットにしまっていたスマホを取り出して


ロック画面を見つめても



君からの返事なんて届いてなくて






YN「今日はもう、お開きにしようか」






ヌナのその一言で会はすぐにお開きになった。



スタッフ達も気まずそうに挨拶をして帰っていった






JK「ヒョン、俺たちも帰りましょう」






まだ隅の席に座ってるユンギヒョン。






YG「...帰れない」



JK「え？」



YG「俺、みんなに合わせる顔ねえよ...っ」






初めてユンギヒョンが


声を上げて泣いた


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