186 YG ページ37
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YG「...はあ」
重いため息を吐く。
今日だけで何度目のため息だろう。
目の前に置かれたビールのジョッキ。
乾杯した時以来触れていない
今日は呑まないと決めたから。
酒の力を借りる事なく
しっかりAと話したい
Aが泣き叫んだあの日から
もう2日も経ってしまったけれど
あの日以来Aを見かけていない
元気にしているだろうか
泣いていないだろうか
この二日間、ずっとずっと後悔してた。
どうしてあの時、あんなにキツく言ってしまったんだろう
前にも怒鳴り散らして泣かせてしまったことがある
結局俺は、アイツを泣かせてばかり。
YN「ユンギ、浮かない顔してどうしたの？」
眉を下げて俺の顔を見つめるユソン
YG「なんもないよ」
YN「ほんと？」
YG「うん」
俺は自分の女を守った。
ただそれだけ。
何も間違っていないはずなのに。
YG「...なあユソン」
YN「ん？なーに？」
間違っていない
はずだった
YG「...Aに虐められてたって、
一体何をされて来たんだ？」
俺の質問に
ユソンは大きく目を見開いた
ずっと疑問だった
ユソンは何をされてきたんだろう
YN「そ、それは...」
YG「どうしてもっと早く言わなかった？」
YN「し、心配かけちゃうの嫌だったから...」
YG「俺じゃ頼りない？」
YN「っ、違うよ？」
ユソンは慌てた様子で俺から目を逸らした
YG「...ユソン？」
明らかに何かがおかしい
YG「お前...本当にAに何かされたのか？「ユンギ、」
いつもより冷たい声。
YN「A Aって...
私の前で、他の子の名前出さないで？」
俺に顔を向けてそう呟いた
YG「...悪かった」
俺の顔を見つめる彼女の目が
あまりにもドス黒くて
背筋が凍った
Aとユソンについては結局わからないまま。
YG「...はあ」
また一つ、ため息が漏れた
JH「ねえヌーナ！」
YN「どうしたのホソク」
JH「あのねぇ、うんとね、」
...酔っ払いがこっちに来やがった
酔っ払った時のホソクの甘ったるい声に頭が痛くなりそうだ
JH「Aちゃんはいつになったら来るの？」
一際でかい声ホソクのは
俺にも、他のメンバーの耳にも届いた
皆んながユソンを見つめた
YN「...Aさん、用事で来れないって。」
そう言ってユソンは笑った
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すずな - めっちゃよかった！泣 (2019年3月15日 18時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、（泣） もう1回読み返してきます（泣） (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです！！ (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです！！！いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました！続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす！ (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年2月27日 2時
