153 TH ページ4
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「「おつかれさまでしたーっ」」
只今の時刻は午後6:30を過ぎたところ。
思いの外 レコーディングが長引いてしまった(←集中できてなかった)
TH「ヒョン、撮影組はもう終わっちゃったかな？」
JI「うーん...多分。」
TH「ジミナかジョングクに聞いてみるね」
バッグの中に放り込んでいたスマホを手探りで探す
TH「あ、あったあった...あれ、ジョングクからカトク？」
ロック画面にはカトクの通知が。
それは何時間も前に入っていた。
そっとスライドして開いたトーク画面
TH「え、？」
なんだよこれ
たすけて？
どうしたらいい？
TH「...どういうこと？」
JI「なに？どうしたの」
TH「ヒョンこれ..」
そのままスマホをジニヒョンに差し出した
JI「...これ、ジョングクが？」
TH「うん...」
どうしたのグギ
ヒョンは物凄く心配だよ
JI「とりあえずこのメッセージが届いて時間がかなり空いてるみたいだし
電話してみた方が早いかもね」
ヒョンの言葉にコクンと頷いて
ジョングクに電話をかける
通話はスピーカーにしてジニヒョンにも聞こえるように。
プルルルと無機質な機械音が鳴り響いたのを確認した
するとジョングクはたったのワンコールで電話に出た。
かなり珍しいこともあるんだな、
JK［っ、ヒョン！］
TH「ジョングギ？一体どうしたの」
JK［Aから何か聞いてない！？］
...A？
TH「なんかあったの..？」
俺の問いかけに黙り込むジョングク
なにがあったの？
TH「...グギ？」
JK［っ、...Aが、］
JK［Aが壊れちゃう］
電話越しに聞こえたジョングクの声は震えていた
こんなに不安がっているジョングクはいつぶりだろう
いつも強くて凛々しくて。
俺よりも大人っぽい雰囲気で。
滅多に涙なんか見せない、
そんなジョングクがいま、
不安に押しつぶされてしまいそうになっている
JK［電話にも出ないしカトクの返事も来ないんだ］
ジョングクはAの連絡先、知ってるんだ
JK［仕事中、ちょっと色々あって...
控え室を飛び出して、俺も追いかけたんだけど...］
JK［仲直り、できなくて...っ］
TH「俺が探す」
JK［え、？］
TH「俺がAを見つける」
ジョングクに負けてらんない
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すずな - めっちゃよかった！泣 (2019年3月15日 18時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、（泣） もう1回読み返してきます（泣） (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです！！ (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです！！！いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました！続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす！ (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年2月27日 2時
