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TH「じゃあそろそろ帰るね?」
「はい、色々とありがとうございました」
もう時刻は夜の9時。玄関までオッパをお見送り。
テヒョンオッパとの時間はあっという間だった
TH「全然いいって」
「でも、」
TH「俺はAとずっと一緒に居れて嬉しかったよ?」
そういって可愛く笑う。
看病や身の回りのことをなんでもやってくれたオッパには感謝しきれないよ
「テヒョンオッパ」
泣いてるオッパも
TH「んー?」
笑ってるオッパも
「好き」
全部 全部、大好き
TH「な、にいきなり!照れるじゃん!」
「ふふ、真っ赤ですよ」
TH「不意打ちはズルい...」
そういったテヒョンオッパは
ぐっと私を引き寄せて
ちゅっと音を立てるキスをくれた
「...ズルいのはどっちですか」
TH「へへ、お互いさま」
鼻をこすって無邪気に笑う姿
愛おしい
TH「離れたくないー」
「メンバーもオッパが帰ってくるの待ってますよ」
TH「そうかなあ」
「そうですよ 笑」
TH「ん、わかった、今日は諦めて帰る 笑」
最後にもう一度、ぎゅっと強く抱きしめてくれたオッパ
TH「おやすみ」
「おやすみなさいテヒョンオッパ」
ガチャンと音を立てて閉まった玄関のドア。
最後に見たのはテヒョンオッパの優しい笑顔
彼の居ない部屋は静かで寒い。
別れたばかりなのにもう会いたい
私はいつの間にこんなにも欲張りになっていたんだろう
寝室に戻って置きっぱなしのスマホを手に取った
....昨日から電源切りっぱなしだ
しばらくして明るくなった画面
「?」
沢山の着信、メッセージ
「ジョングクさん...っ」
ジョングクAごめん
ジョングク本当にごめんな
ジョングク返事して、不安だよ
私は彼に八つ当たりした
彼は悪くないのに。
Aジョングクさん、ごめんなさい
だから
Aこれからは迷惑かけません。今まで本当にごめんなさい
もう誰にも迷惑かけたくない
ジョングクさんとのトーク画面を閉じて
電話帳から名前を見つけて電話をかける
「...もしもし?」
「すいません、こんな時間から」
「いや、大丈夫だよ」
「ありがとうございます...私、決めました」
「...」
「防弾少年団のマネージャーから降ろしてほしいんです、社長」
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すずな - めっちゃよかった!泣 (2019年3月15日 18時) (レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、(泣) もう1回読み返してきます(泣) (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです!! (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです!!!いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました!続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす! (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆー | 作成日時:2017年2月27日 2時