防弾のMGイルボンサラム 4

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目を丸くするオッパ。

...やってしまった



つい、勢い余って

こ、告白してしまった...



自分でやらかしたこの状況に

顔は燃えるように暑くなり身体中の毛穴という毛穴から汗が吹き出るような感覚に陥る



未だ私の顔を見つめたまま硬直しているオッパ





「い、今のは聞かなかったことに、」





そういってベッドから逃げ出そうとする私の腕を

オッパはぐっと引っ張って自分の方に引き寄せた



すっぽりとオッパの腕の中に収まってしまえば



もう逃げられない





TH「A」


「な、なんでしょう...汗」


TH「今の、ほんと？」





頭の上から聞こえてくる声は

心なしか少し震えている





TH「...俺のこと、ほんとに好き？」





背中に回された腕が暖かい


やっぱりテヒョンオッパに抱きしめられるのが一番落ち着く





「ほんとです、よ？」


TH「っ、嬉しい...っ」





さらにぎゅっと込められた腕の力。





TH「これ、夢じゃない？」





そう言いながら身体を離して

私の顔を覗き込むオッパは





「っ、オッパ...泣かないで」





笑っているのに。

静かに涙を流していた





TH「嬉しすぎて、ほんと、泣くなんてダサすぎるよね 笑」


「そんなことないです..」





泣くほど喜んでくれるオッパが





TH「A、もっかい言って」


「...す、好きですオッパ../」


TH「俺も、大好き..っ...」





可愛くて仕方がない。





TH「もう俺嬉しすぎて眠れない」


「え」


TH「A、好き。好きすぎておかしくなりそう」





鼻をすすりながら


濡れた目を服の袖で擦りながら


ひひひと口を四角にして笑うから





「私だって、オッパの事が好きで好きで、

大好きすぎて苦しいです」





私まで涙が滲んでくる




やっと伝えられた


やっと伝わった




それが嬉しくて嬉しくて。




顔を真っ赤にしてるオッパ。


まだ目尻に残る涙をそっと私の服の袖で拭ってやれば

オッパも私の涙を親指で拭ってくれる




なんて暖かいんだろう






TH「A」






すごくすごく愛おしい






TH「愛してる


ずっとそばにいて」






彼の顔を両手でそっと包み込んで


形の良い唇にそっと自分の唇を重ねた






「私も、愛してます

テヒョンオッパ」







この人のためならば


私はいくらでも自分を犠牲にできる







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