161 TH ページ12
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ドキドキ
ドキドキ
さっきから心臓がうるさくて仕方がない
俺は今、タオルのみを腰に巻き
浴室のドアに手を掛けるところ。
TH「...ゴクン」
あ、やべ、生唾飲んだ((変態
このドアの向こうには
Aが待っている
...いざ出陣！！
TH「...〜っ！！！////」
無理無理無理無理！！
この先にAが居るんだよ？！
か、体に、た、た、タオルを巻いただけのAが！！！←
このままじゃ俺 発狂しちゃう 泣
頭を抱えてその場にうずくまっていると
「オッパ...？」
スモークガラスのドアの向こうから聞こえる小さな声
それにすら俺の心臓はドクンと跳ね上がる
「オッパ、早く来てっ...」
今にも泣いちゃいそうなAの声は少し焦ってる
TH「わ、わかった、
...入るよ？」
意を決してドアを開いた
「オッパ、遅いですよ...」
TH「ご、ごめ、」
湯船のふちに
ちょこんと顎を乗せてこちらを見つめるAの破壊力は半端なかった(白目)
TH「しゃ、シャワー浴びるね！」
これ以上見れなくて
慌ててシャワーに手を掛ける
「あ、オッパ！」
TH「え？っ、あっつ！！！」
「お湯出し過ぎですよ 汗」
Aが用意してくれていた小さな椅子から飛び上がってしまった
まずい、緊張し過ぎて...汗
シャンプーを手に出して
ぎゅっと強く目を瞑り頭を洗うことに専念する
このシャンプー、すんごくいい匂い。
いつもAから ふわっと香るやつだ...
少し惜しい気もするけれど
シャンプーを流してサッパリ。
あとは身体洗って〜
「テヒョンオッパ」
TH「んえ？」
いきなり名前呼ぶんだもん
変な返事しちゃった
「ふふ、オッパが一緒で嬉しいです」
思わず振り返った先には
未だふちに顎を乗せ、
ニコニコと笑いながらこちらを見つめるA
その姿に落ち着いて来た心拍数は
またまた急上昇。
ぱっと前を向いてシャワーで身体の泡を流していく
TH「そ、そう？それは良かった」
「オッパ？」
TH「んー？」
気にしない、気にしない...
もう後ろ向いちゃダメだ
「あの...」
早く出なきゃ、
TH「A、俺もう出るね？」
こんな状況、男の俺には耐えらんないよ
「っ、だめ、」
TH「へ？」
「湯船、一緒に...っ」
君は男がどんなものか知らないの？
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すずな - めっちゃよかった！泣 (2019年3月15日 18時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、（泣） もう1回読み返してきます（泣） (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです！！ (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです！！！いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました！続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす！ (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年2月27日 2時
