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テヒョンオッパの大きな手が私の髪に触れる
TH「テレビ見てていいよ」
ドライヤーの暖かい風が眠気を誘う
TH「よし、乾いた！」
しばらくするとオッパの声が聞こえて
「ありがとうございます...」
眠い目を擦りながらお礼をいった
TH「A、眠いの？」
「少し...」
そう言いながら振り返ると
テヒョンオッパの髪はまだ少し濡れていた
「オッパ、まだ乾かしてなかったんですね」
TH「あー、俺はAよりずっと短いからすぐに乾くよ」
「でもまだ濡れてる...あ。」
いい事思いついた
TH「...本当にいいの？眠くない？」
「お礼です。これぐらいさせて下さい」
今度は私がオッパの髪を乾かしてあげる
TH「ん〜気持ちいい〜」
「ふふ、オッパの髪の毛サラサラですね」
TH「そう？」
「すごく綺麗です」
あんなに何度も染めているのに。
どうしてこんなにツヤもあるんだろう
TH「Aに褒められると嬉しい」
前を向いたままそう言ったテヒョンオッパ
その表情は見えないけれど
声はなんだか嬉しそう。
「__はい、乾きましたよ」
TH「ん、ありがと！」
クルリとこちらを向いて
口を四角にして笑う彼に
またドキドキする
「お、オッパ、もう寝ましょう？」
気がつけば日付はとっくに変わってて。
TH「明日って久しぶりにオフだよね？」
「そうですよ」
ああ、すごく眠たい
なんだか身体がすごく重い
TH「じゃあお昼まで寝てもいい？」
「いいですよ」
TH「やった！」
目がトロンとして来た。
このまま寝てしまいそう。
TH「A、すごく眠そう。
ベッドまで連れてってあげる」
オッパに手を引かれてリビングの隣の寝室へ。
TH「...じゃあ俺、ソファ借りるね？」
「...え？」
TH「おやす 「待って下さい、！」
「今日は、ひ、ひとりじゃ...」
ベッドに横になりながら
そこまで言った私を
暗闇の中、じっと見下ろすテヒョンオッパ
オッパは何も言ってくれない
私は何度 彼に迷惑をかけたら気がすむのだろう
散々甘えたじゃないか
このままじゃ本当に
嫌われちゃう
「ご、ごめんなさい...変なことばっかり頼んで...おやすみなさい」
頭からお布団をかぶって
テヒョンオッパから逃げるように背を向けた
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すずな - めっちゃよかった！泣 (2019年3月15日 18時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
hrk - こんなに感動する作品初めてです、（泣） もう1回読み返してきます（泣） (2017年11月27日 19時) (レス) id: dbcad0bea1 (このIDを非表示/違反報告)
さのふたば(プロフ) - この作品が1番面白いです！！ (2017年9月3日 1時) (レス) id: 43830a227c (このIDを非表示/違反報告)
NY(プロフ) - 面白いです！！！いやぁー、感動ですね。常に涙を流してないといけない状態です笑 (2017年7月25日 1時) (レス) id: ada9a5c8df (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 涙、涙、涙…。凄く感動しました…。なんか胸の奥がギュッてなりました！続きがどうなるのか凄く凄く気になって、楽しみで仕方ないです( ^ω^ )更新待ってまーす！ (2017年6月23日 21時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年2月27日 2時
