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鏡の中の自分を見つめる




「...痩せたなあ」




こうしてみると

もういないお母さんに似てる気がする



お母さんは細くて綺麗なひとだった



あれ、似てるって事は私も綺麗?←




「...今日も頑張ろう。」




気合を入れてシャツを取り出す






今日はジンさんとテヒョンさんは


ドラマ主題歌のレコーディングがあるから会わない



...少し不安だけど頑張らないと。





残りのメンバーは

雑誌の撮影。表紙も務める大役だ





今日も無事に過ごせますように。








家を出る際、冷蔵庫が目に入った。




「2日目のカレーか...」




__

_


昨日、ナナさんの話を受ける事も断る事も出来なかった私。


痺れを切らした彼女は


NN「明日、いい返事待ってますね」


そう伝えて去っていった




TH「大丈夫か?」




そっと顔を覗き込まれて


テヒョンさんの顔が視界いっぱいに映った




「えっと、大丈夫、です」


TH「...今日はゆっくり休みな」


「はい..」




テヒョンさんは告白について触れてこなかった




だから返事をするべきなのかわからないし


むしろ本気だったのかすらわからない。




そう、何もかもよくわからないのだ。




部屋の前まで送ってくれたテヒョンさん。

レジ袋も持ってくれた




「なにもかもすいません、」


TH「いいって」


「あの、上がっていきますか?

ここまでしてくれたのだから

お礼くらいさせて下さい」




そういう私にテヒョンさんは困った顔で笑った




TH「んー...お前も疲れてるだろうし。今日は遠慮しとく」


「....ありがとうございます...テヒョンさん」




迷惑、だったかな



俯く私の頭をそっと撫でたテヒョンさんは




TH「まあお礼してくれるなら...Aの作ったカレー食べたい」




そういって無邪気に笑った




「え...私なんかのご飯でいいんですか?」


TH「Aのだから食べたいの」




ぐっと顔を近づけて




TH「好きな女の子の手料理は誰だって食べてみたいじゃん」




そう囁くから


私の心臓はバクバク音を立てるばかりだった




TH「じゃ、いいかげん事務所戻るわ 笑」




そういって引き返していく彼



なぜか



引き止めたくなって





「っ、テヒョンさん!」





驚いた顔で振り向く彼に






「か、カレーは、2日目のが美味しいんです


明日、食べに来ませんか?」






気づけばそんなお誘いを持ちかけていた






TH「...絶対食べる!」






.

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- 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時

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