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スポーツドリンク独特の


砂糖みたいな甘い匂いが控え室に広がる




YR「ちょっとユソンやり過ぎ!私にもかかったじゃない!」


YN「え?ごめーん」


YR「もう...」




自分にまで跳ねた液体を

ハンカチで拭きながら


地面は私に拭くよう指示したユリさん




今日はたまたまタオルが整備された控え室。


ありがたく借りて地面を拭いていく




けれど 自分の髪からポタポタと落ちる雫が


あざわらうかのように何度も地面を濡らして行く




「..っ、」




だめだ


ここで泣いたら負けだ




絶対にこの人たちの前で泣くもんか




あと一週間もすれば


私を虐める人は一人減る




プラスに考えよう。






「着替えて来ます」




こんな時のために

常に替えの服を持ち歩くようにしている。




駆け込んだトイレの鏡に写る惨めな自分の姿


溜息が出てしまう。




まだメンバーが戻ってくるまで時間があるから


ゆっくり着替えることができる



さすがにシャワーまで探す事はできず


濡らしたタオルでベタつく体を拭いた




「さむ..」




体を冷やさないように早めに着替えた。




「髪..くさっ!」




どうしても抜けないスポーツドリンクの匂い。



もう!どうしてわざわざスポーツドリンクかな!


せめて水にしてよ←




「..へっくち!あー、さぶいさぶい」




我ながら変なクシャミをしながらトイレを出た


その瞬間



ドン、と音を立てて人とぶつかった。



...どうして私はいつも人に突進してしまうのだろうか..



とりあえず謝らなくちゃな。




「すいません、ちゃんと前を見ていなくて..」




あれ、身長高いな


なんて思いながら相手の顔を見上げた




「あ..いえ、僕の方こそすみません」




え、なんだこのイケメン




「あの..大丈夫ですか?」




思わず見惚れていたら


顔の前で手を振られてしまった




「ああ!すみません、あまりにもカッコいいので..あ。」


「え..」




私のお喋りな口がつい←




「ふふ、ありがとうございます 笑」


「すいません..汗」


「いや、素直に嬉しいです 笑」




そういって笑うイケメン君(←)はきっとアイドル。


制服のような衣装を着ているから。


その衣装には




「...じゅん?」


「....僕の名前知ってるんですか?」


「あ、これ名前なんですか?」


「そうなんです笑

僕、セブンティーンのジュンっていいます」




なにやらとんでもないイケメンと出会ってしまいました。

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- 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時

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