54 ページ4
__
どうしてここに？
YG「...帰ってくるの遅い」
「ご、ごめんなさい..
あの、どうかなされましたか？」
私のこと待っていたの？
シュガさんは階段から立ち上がると
わたしの目の前に来て
YG「...ジョングクと一緒じゃねーの？」
不機嫌そうにそう言った。
「さっき別れましたよ。久しぶりに会った方とご飯に行くらしいです」
あれ？どうしてシュガさんが
私とジョングクさんの事を知ってるの？
一人考え込んでいると
DH「ヌナ！俺もう行くね？」
「あ、ドンヒョク。ごめんね、居るの忘れてた..」
DH「ひどっ」
自分も宿舎に帰ると言ってドンヒョクは手を振り帰っていった。
彼の背中を見送ったあと
改めてシュガさんに顔を向ける。
YG「....今のやつ、知ってる」
「ドンヒョクですか？彼も芸能人ですからね」
普通に思ったことを口にすると
シュガさんはいっそう顔をしかめた。
YG「__なら____よ...」
「え...?」
何？声が小さ過ぎて聞き取れなかった
YG「....」
ボソリと呟いた後、シュガさんは黙り込んでしまった。
どうしよう、
私が帰ってくるのを待っていたのは
何か話しがあるんじゃないの？
「あの、私に何かご用なら...上がっていきませんか？」
防弾少年団のシュガがマンションの前に立ってるなんて。
誰に見られるかわからない。
YG「ん、」
彼もそれを理解したのか
短く返事をすると階段を上がり始めた。
私は彼より少し前を歩く。
「ここです」
鍵を開けて中に入る。
思えば誰かを家に入れるのは初めてだ。
シュガさんが我が家初めてのお客さん。
YG「...シンプルな部屋だな」
「これが落ち着くんです」
必要最低限の家具と家電
部屋も白と黒の物が多い
女の子らしくなんてない部屋。
「ソファにでも座ってて下さい。麦茶でいいですか？」
YG「別に気を遣わなくても、」
「いいえ、お客様ですから」
「はい、どうぞ」
YG「ん、サンキュ」
持って来た麦茶をゴクゴクと飲み干すシュガさん。
...喉乾いてたのかな、
「あの..私に何の用でしょうか？」
どうせ明日からの仕事で毎日顔を合わせるのに。
休みの日にまで私のところへ来る理由は？
空になったカップをゆっくりとテーブルに置いた彼は
視点を私に合わせると
YG「俺、やっぱりお前嫌いだわ」
小さな声だけど
ハッキリとそう言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3424人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆー - ルナさん» ゆーは無事でございます！！作者の事まで心配して下さりありがとうございます！そしてすみませんでした泣 これからもちびちびと進めて行くので応援よろしくお願いします♪ (2016年12月29日 0時) (
レス) id: e2d648c689 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ゆーさんの身になにかあったのかと思い心配でした〜！無事で良かったです！！これからも更新頑張ってください！！ (2016年12月26日 21時) (レス) id: 757610db4f (このIDを非表示/違反報告)
すんしむ - うあ スタッフさんたちこわ・・・ すごい面白いです！ いやーみんな心をひらいてくれてー ててがいいすねー キュンキュンさせてもらってます 更新待ってまーす がんばって (2016年12月24日 18時) (レス) id: c07ed66232 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - Ayaさん» テテ気に入って頂けて嬉しいです(T ^ T)誰とくっつくか...それは勿論内緒でs((殴 メンバーそれぞれが主人公を狙ってます！← これからどうなるのか楽しみにしていて下さい^ ^ (2016年12月19日 0時) (レス) id: 572abdff96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くろさん» コメントありがとうございます！お返事遅くなってしまってかなり申し訳ないです(TT)そろそろ続編に続きますね笑 3でもよろしくお願いしますね！笑これからも頑張ります(*´∇｀*) (2016年12月19日 0時) (レス) id: 572abdff96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆー
| 作成日時：2016年10月22日 12時
