防弾のMGイルボンサラム 2

71 TH ページ21

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stylist「みんなー、そろそろ衣装に着替えて頂戴！」




スタイリストヌナの声に

ぞろぞろと動き出すメンバー




JI「ちょ、まだ焼きそば食べてる途中なんだけど」


JH「早く食べなよヒョン..」




JM「ねえジョングガ、ここはどうやってクリアするの？」


JK「ジミニヒョンそんなところもできないんですか？」


JM「...いいもん、自分でクリアするもん」


NJ「ほらみんな早く準備しな、」






TH「ヌナ、俺も着替えてくるね？」




そうユリヌナに声を掛けて立ち上がる




YR「あ、ユンギ起こさなきゃ」



YR「ユーンギ、起きて〜」




軽くヌナがさすっても起きないユンギヒョン。


めんどくさくなったのかヌナは




YR「ちょっとあんた、」




アイツを呼んだかと思うと




YR「ユンギ起こしといて」


TH「ヌナ..」




ユンギヒョンだってアイツの事が嫌いなんだよ？


アイツが起こしたら機嫌悪くなるに決まってる。




それなのにユリヌナは楽しそうに早く起こせと命令している


...わかっててやってるな




ヌナだって俺に負けないくらい性格悪い。






「はい、わかりました」






普通に返事をしたアイツは

ユンギヒョンの元へ行く



ユンギヒョン、機嫌悪くなると面倒なんだよな




YG「...」




爆睡してるユンギヒョン


少し屈んだアイツ




「シュガさん、準備ですよ。起きて下さい」




そう声をかけると




YG「ん..やだ」




片目をパチリと開けて返事をしたヒョン




「やだじゃないです。起きて下さい」




え？


普通に会話してる..？



なにヒョン、寝ぼけてるの？





「早く準備しなきゃ、」





そこまで言いかけたアイツの腕を


ぐっと引っ張ったユンギヒョンは、





YG「ちゅーしてくれたら起きてもいいけど」





そう言ってニヤリと笑った





「なっ！/
は、早く起きて下さいー！」





無理やりヒョンの腕を引っ張って
体を起こしたアイツは真っ赤。




...なんだよ。




ユンギヒョン、仲良いどころかラブラブじゃん




...いつの間に？





メンバーのみんなも知らなかったのか

その光景に目を丸くしている




ジョングガなんて絶望的な顔



..え、なんで絶望的な顔？





YG「嘘だって怒んなよ」


「シュガさん嫌いです」


YG「それは困る」


「じゃあ早く準備して下さい」







なんか








すごくつまんない







あくびをしながら俺の横を通り過ぎたヒョンは


アイツと同じ匂いがした。

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