7話 ページ8
依頼の帰り道(夜)(豊臣領)
「(情報横領、意外と簡単だったな・・・)」
と、もう少し面白味の有る依頼がしたいと
内心、愚痴をこぼしている時・・・・
？「ねぇ、15歳位の娘がこんな夜に何出歩いて
いるの？」
突然、声を掛けられて粍は身を思わず震わせる
「(変装為ていて良かった)夜の星観察に出ていたのです。
・・・・・そのお姿は秀吉様でしょうか？」
粍は咄嗟に暗闇の中で甲冑に描かれた豊臣の家紋と何とも言えない威圧感から声の主が豊臣領の領主の豊臣秀吉で有ることを割り出した。
きっと、領の見廻り辺りだろう。
秀吉「ふーん、よく分かったね、夜遅いし
家まで送ろうか？」
秀吉は不思議そうな顔をして町娘に変装した
粍に尋ねる。
「(さっさと割り切るかな)
家まで近いので大丈夫で御座います。
それに、秀吉様も五奉行が有るのでは？」
秀吉「ははっ、そうだね。じゃあ早めに
家に帰ると良いよ」
粍がその場を切り抜くための嘘を言うと秀吉は
ニコリと笑い去って行った
「其れでは」
・・・・・・・
三成「あ、秀吉様此処に居ら為たのですか!!」
秀吉「あ〜三成御免、御免」
三成「はぁ、全く」
声を上げるにも関わらず適当な謝罪をする
秀吉に三成は呆れたようなため息をはく
秀吉「に為ても・・・・・・
半兵衛に何処か似ていたな〜」
半兵衛「？秀吉様どうしたのですか〜？」
不意に顔を顰めた秀吉に思わず半兵衛が
声を掛ける
秀吉「いや〜何でも？」
悪戯っぽく微笑むと、
半兵衛「え〜秀吉様ずる〜い！」
半兵衛が羨ましいと言わんばかりに頬を膨らませる
三成「とにかく、まずは利家と官兵衛に
合流しましょう秀吉様」
此処で三成が2人を急かすように声をかける
秀吉「そうだね〜」
秀吉が適当に相づちを打つ。
秀吉「(少し調べてみると、為るかな)」
彼の口の微かな笑みは暗闇に包まれて
やがては消えていった
しかし、その一方・・・・・
「ﾌﾞﾙｯ何故か寒気が・・・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽さん(プロフ) - ずおばみさん» ずおばみさん。有難う御座います!!これからも「白のくノ一」を宜しくお願いします。 (2018年1月13日 16時) (
レス) id: 52233b7c95 (このIDを非表示/違反報告)
ずおばみ - 「白のくノー」面白かったです！ 続きが楽しみデス!? (2018年1月13日 14時) (レス) id: 0858b0b7aa (このIDを非表示/違反報告)
陽さん(プロフ) - 通りすがりさん» 適切なコメント有難う御座います<(_ _)>そしてこれからも白のくノ一を宜しくお願いします！ (2017年12月16日 23時) (レス) id: 52233b7c95 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 設定キーワードとかのとこの作品名正しくは『戦刻ナイトブラッド』表記だと思いますよ？(^_^;)
血なのでブラッドと濁ると思います。 (2017年12月16日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
陽さん(プロフ) - 玖蘭零☆さん» コメント有難う御座います！そして、適切なご指導有難う御座いました。これからも『白のくノ一』を宜しくお願いします！ (2017年11月26日 2時) (レス) id: 52233b7c95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽さん | 作者ホームページ：http://vdbfbxb
作成日時：2017年10月24日 0時
