上司と私ki (ページ43)

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藤ヶ谷課長から何度か誘われてたけど、
なかなか気まずくて断ってたけど、、、、

さすがに断る理由が無くなり
食事にいく。

予約をした店に先に着いて
藤ヶ谷課長を待つ。

藤「ごめん誘った人が遅れて、、」

『いえ大丈夫です。こちらこ忙しくて
なかなか行けなくてすいません。』

藤「気にしないで、、俺が好きで誘ってるだけだし」

『はい。何飲まれますか？』

藤「じゃぁ、ビール貰おうかな」

『はい。』

定員さんを呼び出して、ビールと烏龍茶を頼む。
藤ヶ谷課長が適当に食事を頼んでくれる。

藤「勝手に頼んじゃったけど、大丈夫だった？」

『はい。大体なんでも食べれるので、、』

失礼します。って言って店員さんが
飲み物と食事を、運んでくる。

藤「先に食べようか」

『はい。頂きます。』
手を合わせて、食べ始める。

藤「前から思ってたけど、ちゃんとしてるね？」

『っえ、、ちゃんとしてる？』

そうそう。ちゃんと頂きますって手を合わせたり
挨拶とかもちゃんとしてるし、、親御さんの育て方
が良かったんだね。
って藤ヶ谷課長に言われた。

『そうですか？私の親はシングルマザーですよ？父親の顔も知りませんし』

藤「そうなんだ、、どんな学生時代送ってた？」

『小中は普通でしたけど、高校の時はそれこそ、、荒れてたと思います。』
例えば、学校にはほとんど行ってませんでしたし
深夜徘徊とかお酒とか、タバコとか、一通りやってきたと思います。
だから親はちゃんと就職してくれただけで嬉しいんじゃないですか？
って昔の話をすると

藤「そっか、、そういえば、、
彼氏と別れたんだね」

『はい。ちゃんとしたかったんです。』

藤「ちゃんと？」

『ずっとこのままの、状態は良くないなって
ハッキリさせたいなって』

色んな話をして、藤ヶ谷課長がお会計をしてくれて
お店を出る。

歩きながらの帰り道
藤ヶ谷課長に

藤「あのさ、前も言ったと、思うんだけど、、、、
俺Aの事が好き。彼氏と別れて直ぐかもしれないけど、俺と付き合ってくれませんか？」

『、、、、ありがとうございます。こんな私を好きになってくれて
でも、、、、すいません。やっぱり藤ヶ谷課長は藤ヶ谷課長でした。前に異性として見てって言われて
意識をしたんですけど、、、、
あたしにとって憧れの存在ではあるんですけど』

藤「そっか、、、、ちゃんと言ってくれてありがとう。」