つまり女が放り投げられた ページ6
一方、Aは………
** ** **
「おらよ」
「ぎゃぶっっ」
無造作にカーペットの上へと放り投げられていた。
＜ドダーーン！＞
凄まじい音をたてて腰から着地する。
受け身なんか知るわけがない。
けど……獄寺先輩の方が明らかに問題がある。
「ちょっ、先輩！！女子を放り投げるってどういう神経してるんですか！！
しかも『おらよ』ってなんです！？私は物じゃありませんよ！」
涙目で訴える。
でも獄寺先輩はケッと言うと、顔を背けてしまった。
「チッ、今からでもバリカンでスキンヘッドにしてやろーか」
「！！？」
小さく呟くと、途端に肩を跳ねさせた獄寺先輩。一瞬想像でもしたんでしょうか。
「獄寺先輩、謝るなら今ですよ。今なら大声で好きな女子の名前叫ぶだけで許しますから」
「どこの罰ゲームだ」
「なら、洗剤とタオルもお付けします！」
「一気にテレビの視聴者プレゼントになったぞ！？」
むむむ……これでもダメですか。
私はただ、獄寺先輩が嫌そうに地面に這いつくばる姿が見たいだけなのに……
「お前が今想像したこと、当ててやろーか」
私が顎に手をやって唸っていると、獄寺先輩は呆れた顔で言った。
「やだ先輩、勝手私の計画を予想しないで下さいよ」
「オレは想像って言ったんだぞ！？」
いずれ実現させるから計画です。
「それより、獄寺先輩……ここは？」
「あ？オレのマンションに決まってんだろ」
「ほほう……私てっきり、人間買収取引場所にでも連れて行かれたのかと…」
「お前の中オレはどんな人間なんだ！？」
「あははは、冗談ですよ」
「棒読みで笑うな。あと冗談に聞こえねぇ」
「だって、私の中の先輩って、ただの馬鹿ですから」
「テメェ！！！」
「はははは」
そんな感じで談笑(？)していた私達ですが、私が呟いた言葉から空気は変わった。
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黒猫♪♪(プロフ) - 滅茶苦茶面白いですー！！終わりなのが残念…… (2017年8月14日 22時) (
レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ラーナ(プロフ) - トモカさん» ええ！？私なんかのことを話題に！！？きょ、恐縮です………応援本当にありがとうございます！！更新できるだけ頑張ってみますね (2014年11月13日 23時) (レス) id: d880c69566 (このIDを非表示/違反報告)
ラーナ(プロフ) - 霧の幻想さん» なんだか気を遣わせてしまってすみません……丁寧な文ありがとうございます、そしてレス遅れてすみません！！更新頑張らせてもらいます(´ω`)// (2014年11月13日 23時) (レス) id: d880c69566 (このIDを非表示/違反報告)
ラーナ(プロフ) - Riaさん» ちょっと待って下さいねー\\(´π`)//wwあ、すみませんレス遅れてしまって。それから変なレスになってしまって……。とりあえず更新がんばります！！コメありがとうございました！ (2014年11月12日 23時) (レス) id: d880c69566 (このIDを非表示/違反報告)
トモカ - めっちゃ面白いです！日替わりの『今日は誰の相手？』も見ました！お気に入りに入れてます♪友達と毎日ラーナさんの作品について話してるんですよ( *｀ω´)更新頑張ってください！そしたらすぐ此処に飛んで来ますから☆← (2014年7月26日 8時) (レス) id: df9508091d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラーナ | 作成日時：2013年12月26日 18時
