14幕 ご対面 ページ15
〜信女ｓｉｄｅ〜
異)「信女さん、着きました。ドーナツの箱しまってください」
信)「嫌」
異三郎率いる見廻組は裏で取引をしている鬼兵隊の元へ向かい、
たった今到着したところである。
なんでも例の事件のことについて、話があるとか。
でもそんなようなら、私や他の隊員達いらないと思ったけど・・・
信)「異三郎だけ行けば？ 何で私たちまで行かないといけないの？」
異)「来ないと、もう一生ドーナツ奢りませんよ。それでもいいなら、お留守・・・」
信)「何してるの、モブ共。 早く船乗りなさい。ぶった斬られたいの？」
ほぼ即答。
最近の私のハヤリ(？)になってきてるかも。
船に異三郎とほぼ同時に足を踏み入れる。(ちなみに他の隊士達は外で待機)
船内はほのかに煙と私が所持している甘いドーナツの香りが漂っている。
おそらく私が入った事で、元々あった煙の匂いとドーナツの匂いが
混ざり合ったようだ。
・・・悪くないかも。
しばらく歩くと、会談ようの扉が付いた部屋の目の前で足を止める。
異三郎は当たり前のように、躊躇わずに扉を開いた。
？)「クク… 待ってたぜ」
扉を開いた拍子に低く怪しげな声が聞こえた。
この特徴のある声の主は、高杉晋助。
部屋には彼以外に来島また子、河上万斉、武市変平太が私達二人を待っていたという顔だ。
異)「やけにご機嫌ですね。
まあ、いいです。 さっそく会談といきましょうか」
早いな、異三郎。
異三郎も早く用を終わらせたいのだろうか？
高)「まあ、待て。もうすぐあのバカがくるかもしれねぇ・・・」
信)「バカ？」
つい、訊いてしまった。
高)「ああ。とんでもねぇアホともいうな」
確信でもあるのだろうか。
彼の瞳は自信に満ちていて、バッチリ一点だけを見据えていた。
・・・と、その時
ドガアアアアアアアアンッッ！！！！
いきなり一人の男が部屋の天井を突き破って床に着地した。
？)「よっと！」
男はサーモンピンク色の髪の三つ編みを一旦下ろし、頭上にいるもう一人のイカツイ男に話しかけた。
？)「阿伏兎、遅いヨ〜！ モタモタしてないで、早く降りてきてよ!!」
？)「うるせー、団長！ 付き合わされたこっちの気持ちにもなれ！」
？)「お待たせー！ ごめんね、晋助。修理代阿伏兎が払うから。
団長と呼ばれた男は私達のほうを向いた。
…で、アンタ達が見廻組サン？
俺は春雨第７師団団長・神威ダヨ！＾＾」
男は不適に笑った。
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胡乱 - 読ませていただきました！もうホント最高ですた！d(´▽`)bもともと沖神は好きだったんだけど威信のことよく知らなくて…でもめっちゃ好きなりました！！続編も楽しく読ませてもらいます！ (2018年3月30日 12時) (
レス) id: eb800c7b82 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！ - すっごく面白いです！沖神最高ですね！威信も良いし………はぁぁ………最高です。続編も頑張って下さい！直ぐ見に行かせて貰います！応援してます！ (2018年2月27日 17時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
プリンちゃま(別垢)(プロフ) - nonさん» ありがとうございます！(｀・ω・´) 更新私も頑張りますので、nonさんも頑張ってくださいね！応援してやす (2017年8月16日 16時) (レス) id: 5afe51ca08 (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - うぉおぉお！！最っ高でしたー！見させていただきました！凄く良かったですよーー！ (2017年8月14日 20時) (レス) id: 0592968b68 (このIDを非表示/違反報告)
チョコマシュマロ(プロフ) - 最高でした！ (о´∀`о) (2017年4月8日 8時) (レス) id: 3e9931ebd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：交差点プリン x他3人 | 作成日時：2016年7月28日 22時
