【銀魂】ドSとチャイナ娘と団長さんとドーナツと…

７幕　女子トーク的な何か ページ8

〜神楽ｓｉｄｅ〜

ハア・・・ハア・・・

・・・走って逃げてきてしまったアル。
今度アイツにあった時、どうしよう・・・？

・・・どう接しようっ！？

とりあえず私は河原まで来てしまったので、少し丘になったところに腰を下ろす。
そしてなぜか、川に向かってこう叫んでいた。

神)「私は、どうすればイイネ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」

幸い、苦情がこなかったのであまり人がいないと分かり、

少し安心した。


・・・のも、つかの間。

？)「ドーナツを食べれば、いいと思う。」

神)「！？ッ・・・その声は・・・、

信女っ！？」

声のした方・・・私より少し斜め上の方に視線を向けると、

信)「そんなところで叫んで、どうしたの？」

濃いオレンジ色の夕日に照らされながら、マスタードーナツと書かれた箱を大事そうに
持っている女の人・見廻組副長の今井信女が、そこに立っていた。

神)「信女は、ドーナツ買った帰りアルカ？」

信)「うん。 今日は特大セールやってたから・・・・・・、はい。」

神)「え？」

信)「あげる。一人で食べるより二人で食べるほうが、おいしいから」

と言い、信女は私にドーナツを渡すと私の隣へ座った。

神)「ありがとナ！ ・・・信女、ひとつ訊いてイイあるか？」

信)「何？」

神)「信女は、男ってなんだと思うネ？」

信)「無粋な生き物。特に何考えてるか分からない。てか、分かりたくないカモ」

ＴＨＥ 即答。
・・・まぁ、信女らしいアル。

神)「んじゃあ、男にトキメいたコトは((信)「ない。」

また、即答ォォォォ!!??
これじゃ、ＴＨＥ 即・即答アル!! キリねーヨ!!

信)「貴女は、あるの？」

神)「いっいや！ そんなことあったような気がするけど、でも決してそんなことは
ないっていうか・・・」

信)「結局、どっちなの？」

うぅ・・・やっぱり、実際言ってみれば改めて恥ずかしくなるネ・・・

信女は・・・、こんな気持ちを感じたことはないのカナ？
・・・と思っていたら、

信)「ヒトって・・・、分からない生き物よね。
私も・・・・・・時々、分からなくなる」

・・・え？

信女も・・・分からなくなる？

もしかして、信女も感じてるコトは違うけど
どうしていいか分からなくなる気持ちは・・・

同じなのかもしれないネ・・・。

　

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