※カ ッ プ ル で す【沖田総悟】

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〜土方side〜





「トシいいいい！総悟おおおお！」






会議が終わり、部屋に居ると近藤さんが俺らを呼ぶ声がした









近藤さんの身に何かあったのか、そうも思ったが、声のトーンが若干高めだったので大した事ではないのだろう








歩いて近藤さんの部屋に向かっていると、総悟とあった




「土方さん、A知りやせん？」


「あいつは見廻りに行ったぞ」

「じゃあ俺も…「おい待て、近藤さんが先だ」…チッ」


二人で近藤さんの部屋に向かうとまた同じような呼ぶ声が聞こえてきた




二回呼ばなくても聞こえるし






なんて思いながら



「近藤さん、入るぞー」



入ると




複雑な表情をして涙を流す近藤さんがいた






＊＊＊







「おいどうしたんだ近藤さん」


「トシ、これAちゃんからの父の日のプレゼントなんだがな…」




と見せてくれたのは弁当






そこには

『呪』と大きく書かれたのり弁と、『この前食べた苺大福の恨みは消えませんから。近藤さんのDNAが途絶えるまでずっと恨みますから』と書かれたのり弁とおかず少々






何コレ怖っ！！そして無駄に器用！！！









「俺どうすればいい？パパ失格だよ…」




と泣いてきた近藤さん









「大丈夫だと思う」
「何でぇぇぇ」

だって




「ほら」





総悟が勝手に食べていた弁当の底から





『いつもありがとうございます』


と書かれていたメモが出てきた









「あいつ、なかなか可愛いじゃねぇか」









＊＊＊




「土方さん、さっきAの事可愛いって言いやしたよね。まさか…」



「うるせぇ！」



「死ね土方！」
「死ね総悟！」

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