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第三十話 ページ31

しかし、私の心配とは裏腹に、アホ毛くんと風紀委員は私の家にはやってこなかった。


だがそれが余計に私を不安にさせた。


家に来ないのは私の家を知らないからということだ。それはとてもうれしい。


が、家に来ないということは学校に出たときに何かされるかもしれないということに他ならないのだ。


あーやだやだ。もう学校行きたくねーわ。行きたいなんて思ったことなんてねーけど。


どうしよう。困ったなぁ…。


あ。あの可愛い女の子。あの子がいれば何とかなるんじゃないか?


前にアホ毛くんと会ったときに助けてくれた女の子。もしかしたらまた助けてくれるかも。


私の女神!!またあの可愛い女の子に会いたい!それこそがアホ毛くんから逃れる手なのかも!


ちょっと待って。アホ毛くんには女神ちゃん(?)で対応できるけど…


よく考えたらあの腹黒風紀委員に抵抗する手段がないじゃん…。


あぁ、憂鬱だぁ…。私の女神ちゃん、この危機的状況から私を救ってください!!


そう祈るしかなかった。


次の日。


忌々しい月曜日がやってきた。


今日、私の命日になるかな。


女神ちゃん、助けて…!!


「あれ?お前、この前の…。」


その時だった…


本当に女神が現れたのは!!


『あぁ…女神ちゃん!!』


「何アルかお前。ちょっとキモいアル。」


女神ちゃん…辛辣だが、彼女こそが突破口!!


『ん”ん”っ、ごめんね、あんまり可愛いもんだからつい…。』


「オォ、お前わかってるアルな!仕方ないネ、許してやるアル!」


…可愛いけど性格に難ありだ…。


「今何か思ってたアルか?」


『思ってません。』


顔の横スレスレに小石が飛んできた。


小石はそのまま壁にめり込んでいった。


…女神ちゃん…恐るべし…。


『えっと…可愛い女神ちゃんにお願いがあるんだけど…私と友達になってくれませんか?』


切替は大事だ。


早速本題に入ることにした。


「お前私と友達になりたいアルか?いいアルよ!私、神楽アル!お前、名前なんていうアルか?」


『わぁ…ありがとう!神楽ちゃん!私はA!これからよろしくね。早速だけど、一緒に学校行かない?』


「Aアルな、わかったアル!一緒にいこうヨ!」


わぁ…事が順調に進みすぎてこわぁい。


なんかすごい嫌な予感がする。


「ふーん、じゃ、俺も一緒にいこうかな。」


やっぱな。この感じやっぱりそうですよねー。来ますよねーお前。

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設定タグ:神威 , 銀魂 , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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キル坊(プロフ) - 十四松saikouさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ですが、こちらの作品は銀魂の夢小説なんです…すみません。作品が完結できたら新しい夢小説を書こうかなと思っているのでそちらをおそ松さんの夢小説にさせていただきます! (2022年6月20日 8時) (レス) id: 811c0a9312 (このIDを非表示/違反報告)
十四松saikou - 作品名に惹き付けられました!おそ松さん大好きなのでこういう小説はよく読みます!更新頑張ってください! (2022年6月19日 18時) (レス) @page4 id: 8e02c4fff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キル坊 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okitakarum1/  
作成日時:2021年11月13日 18時

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