第十七話 神威サイド ページ18
「ねぇ、アンタも教師ならさ、こいつのこと知ってるでしょ?」
「あァ?なんだ急に。あれ、そいつって今朝説教し損ねた奴じゃねーか。で、なんでお前はそいつについて知りてーんだ?今朝見た様子じゃ、あんま仲良さそうには見えなかったけど?」
「仲良いわけないだろ。こいつのことを知っていればこいつに痛い目見せてやれるかなと思ってね。」
「やっぱお前性格悪ィな。けど残念、俺も仲良かねーしそいつのことはあんま知らねーんだ。教師に聞くよりそいつの友人に聞いた方がいいんじゃねーの?教師って意外に生徒のこと知らねーし。」
「え?アンタが教師として終わってるからじゃなくて?」
「お前さ、もっとオブラートに言う事ってできないの?銀さんの心は脆いんだからもっと丁寧に扱ってくれないかな。お前の言葉が心に刺さってくるんだけど。」
「あれ?おかしいなぁ、これでも優しく言ったつもりだったんだけどな。」
「お前にとっての優しさってなんだろうね。バ〇ァリン持ってた方が良いんじゃない?」
こんなことを聞きたくて話してるんじゃないんだけどな。あいつの友人には一通り聞いて回ったから後残ってるのは先生たちだけだし。
「別に仲良くなくてもあいつの家庭環境とかわかればいいんだ。知ってたら教えてね。教えないと殺しちゃうよ?」
「怖っ!!隠した対価が重過ぎるだろ!つってもなァ…ホントに俺あいつのこと知らねーんだよ。ま、気が向いたら聞いてみるわ。」
「アンタの気が向いたらは信用ならないなぁ。ほら、今すぐ聞いてきてよ。じゃないと忘れて一生聞かないだろ?」
「わーったって!だからその拳を今すぐ下ろしてくんない?先生君のサイコパスさが怖いんだよ。」
「だったら今すぐ聞いてきなよ。」
「へいへい。」
そう言うと銀八はゆらゆらとした足取りでどこかへ向かって行った。
これで少しはあいつの情報が手に入るといいんだけど。ま、銀八のことだから大して役には立たないだろう。期待はしないでおくか。
「オイ、バカ兄貴!お前私の弁当の中身つまみ食いしたアルな!!よくもやってくれたネ!私の昼飯どうなるアルかぁ!!」
「何言ってるんだよ。俺はお前の弁当なんて食べてない。どうせまたお前が早弁しただけだろ?俺になすりつけるなよ。」
「違うネ!最近は早弁用の弁当と昼飯用の弁当の二つを持ち歩いてるアル!今日は特に腹ペコだったから二つ食べたんだヨ!あれ?」
「結局はお前が食べたんじゃないか。」
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キル坊(プロフ) - 十四松saikouさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ですが、こちらの作品は銀魂の夢小説なんです…すみません。作品が完結できたら新しい夢小説を書こうかなと思っているのでそちらをおそ松さんの夢小説にさせていただきます! (2022年6月20日 8時) (レス) id: 811c0a9312 (このIDを非表示/違反報告)
十四松saikou - 作品名に惹き付けられました!おそ松さん大好きなのでこういう小説はよく読みます!更新頑張ってください! (2022年6月19日 18時) (レス) @page4 id: 8e02c4fff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キル坊 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okitakarum1/
作成日時:2021年11月13日 18時