第十一話 ページ12
いつものように、何があってもずっと笑っていればよかったのだろうか。
あぁ、これだから道徳の時間は嫌いなんだ。
だって、明確な答えが出ないじゃないか。
数学のように、計算して間違っていたら間違っているとわかるものじゃない。
理科や社会のように単語を覚えれば答えられるものじゃない。
人それぞれの価値観によって変わる答え。
人の心理なんて読めるわけないじゃないか。
人が何を考えているかなんてわかるわけないじゃないか。
そして…
このドS二人組が私を追いかけてくる理由もわかるわけないじゃないかァァァアア!!(怒)
『スイマッセーン!怪我したくない人は道開けて下さーい!』
怪我したくない人は道を開けろと言ってるのに…
ここに、道を開けないバカが居た。
『!!ちょ、せんせー!!危ないんで道開けてくだs…うわぁぁぁああ!?』
「うおぉぉぉおお!?」
わーお、本日何度目かわからないデジャヴ。
今度は先生かよ……。
しかも……
『(コイツ腹黒トップ3に入るヤツじゃねーかァァァアア!!)』
とうとう神は私を見放したようだ。
嗚呼、どうしてドSトップ3がここで揃ってしまうんだ。
私はそこらのマゾ豚じゃねーんだぞ。←
どっちかっていったらSのほうだからな。サイコパスのSだからな。←そっち?
あぁ、なんでだァァァアア!!
「いってーな、ちゃんと前向いて走れよコノヤロー。」
『いや前向いてましたし道開けてくださいって言いましたよね?というか廊下走ったことは注意しないんですか。』
「バカヤロー、道は開けてもらうもんじゃねー。自分で切り開くもんだ。」
『せんせー、それはつまり人にぶつかっても無視して走り続けろってことですか?それじゃあ私はせんせーをここに置いて走り去りますね。』
「「みいつけた。」」
『どうしてくれるんですかせんせー。せんせーのおかげでめんどくさいのに捕まったじゃないですか。死して償え。』
「え、俺のせい?それ俺のせい?死ぬほどの罪かそれは?」
『それが嫌ならこの二人なんとかしてください。朝から追いかけ回してくるんです。』
「それはお前が逃げるからでしょ?」
「逃げたりしなきゃこっちだって追いかけ回したりしねェや。」
「何、モテモテなの?何、嫌がらせ?それはモテない俺に対する嫌味か?いいねェ若者は。青春楽しんでてねェ。」
「変な解釈しないで下せェよ。」
「そうだよ。こいつがモテる訳ないじゃん。」
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キル坊(プロフ) - 十四松saikouさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ですが、こちらの作品は銀魂の夢小説なんです…すみません。作品が完結できたら新しい夢小説を書こうかなと思っているのでそちらをおそ松さんの夢小説にさせていただきます! (2022年6月20日 8時) (レス) id: 811c0a9312 (このIDを非表示/違反報告)
十四松saikou - 作品名に惹き付けられました!おそ松さん大好きなのでこういう小説はよく読みます!更新頑張ってください! (2022年6月19日 18時) (レス) @page4 id: 8e02c4fff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キル坊 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okitakarum1/
作成日時:2021年11月13日 18時