元姉さん

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､



｢｢｢.....はぁぁぁぁ！？｣｣｣

｢うわうるさっ｣



数秒間固まった後声を揃えて叫ぶ俺達



銀｢え､いや､は？？｣

神｢クソサド美人な姉2人も持ってたアルか！？｣

新｢え､沖田さんそんなこと言ってませんでしたよ！？｣




｢...姉さんのことも知ってるのか｣




キョトンとしたあと納得したように頷く依頼人



姉が弟を訪ねに来た､だから沖田くんの生活を聞きに来たのは納得がいくが1つ疑問がある




銀｢沖田くんのねーちゃんは髪も目も一緒だったけどあんたは違うのか？｣



目の前に据わり茶を啜るA改め沖田さん(姉)は緑がかった黒の長髪に鼠色の目｡

目や眉毛の形は似ているとは言え髪や目の色が違うと姉弟とは分かりずらい



｢あー､これか？これは...｣







頭に手をやった彼女は自身の頭を掴み























すぽんっ






























｢ヅラだよ｣



















新｢あがっ...｣ 神｢...マジでか｣ 銀｢oh...｣









黒髪が取れて下から出てきたのは栗毛色の長い髪





｢あと...｣




俺達の口と目が大きく開いたのを気にもせず今度は目を触りころん､と何かを取り出す













｢カラコンだ｣















再びこちらを見た彼女の目は紅い目をしていた｡

あの沖田姉弟と全く同じだった｡











新｢え､変装してるんですか？｣

｢まあな､これで信じてもらえたか？｣


神｢そっくりネ､怖いくらいアル｣

銀｢お前も人の事言えねーくらいには似てんだろ｣




本当に似ている｡



とは言うもののミツバの方のねーちゃんとは真反対と言っていいくらいに性格が違う




あっちのねーちゃんはおしとやかを擬人化したような感じだったがこっちのねーちゃんは男気があるっつーか...口調が桂みてーな...





銀｢なあこっちのねーちゃん｣

｢こっちのねーちゃんってなんだよ､あっちのねーちゃんは姉さんの方か｡いや私も姉さんだけども｡ややこしいわ｣




とここで神楽が



神｢なんで直接会いに行かないアルか？依頼するより楽ヨ､金は寄越せ｣

｢おい語尾がカツアゲになってるんだが.....｣





確かにそうだ､あっちのねーちゃんは屯所まで出向いてたじゃねーか






｢あー､それは､だな.....それも言った方がいいか？プライバシーとか使えたりする？｣

銀｢...いや､別にそこまでは聞かねーさ｡悪かったな｣





























どうやら訳ありらしい｡

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