sister_25 ページ26
、
「桂さん」
桂「あぁ、動くんじゃないぞ」
小声で交わした会話の後、じり、と桂さんが足を少しばかりすらし音を出した瞬間。
両側の建物の間から剣を持った男達がいっせいに襲いかかってくる。
(真選組じゃない...?)
その男達は桂さんと同じように和服に身を包んでいる、推測するに攘夷浪士だろう
咄嗟に剣を抜いた桂さんが攻撃を防いでくれた。そのまま彼らに突進して行き、ものの数秒で倒してしまう
「...殺さないのか?」
どうやら気絶させられたらしい彼らは床にだらしなく寝転がっている
桂「襲ってきたとはいえ無闇に殺生はしない。仲間が来るやもしれん、ここから出よう」
回れ右をするとまさかの光景、先程の3倍ぐらいの人数が待ち構えている
桂「A殿、下がっていろ」
私を守るように立ち剣を構える
再び走り出した桂さん、だが1人で対応出来る人数ではなかった。当然私の方にも奴らが襲ってくる
桂「っA殿!」
キィィン
「っ.....たく、厄介なことになったな」
私の手には寝転ぶ男が持っていた真剣、その奥に目を見開きこちらを見る桂さん
男の振りかざす剣を刀で抑え足を振り上げ蹴り飛ばす
「ガハッ...」
壁に強打したらしい男は気絶してしまった
「女だからって舐めた態度取ってんじゃねえぞ!!!」
唖然としていた残りの男らも我に返り襲いかかってくる
「おいおい...女に大勢で襲いかかるたァどういう神経してんだてめーら。つーか女だからってなめてんのはお前らだろうが、っ」
1人目の斬りこみを避けて背中を刀の柄で殴る
2人目は後ろから来たのでしゃがんで避けた後足を掴み背中から地面へ打ち付ける
そんな感じで3人目、4人目、5.6.7...と。
(...まだ鈍っては無いか。)
__
「っはぁ、はぁ...終わったか」
気付けば背中合わせで桂さんが立っていただけだった
桂「...怪我は無いか」
「あぁ、問題ない」
問題があるのはこの状況、"普通"の女が体術を備えて剣も使えるという状況をどう説明するのか。
居心地の悪い無言の空間、するとそれを破るように銀さん達の声が聞こえてきた
銀「やっぱりお前らだったか、追われコンビ」
神「A大丈夫アルか!?」
新「怪我は!?」
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わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時